関節リウマチの原因遺伝子発見めぐる報道メモ

4月12日付の日本経済新聞夕刊に掲載された記事で,関節リウマチの原因となる遺伝子が発見されたと報じられている.以下,簡単にメモ:

「治療法の開発につながる成果」と伝えられているけど,今のところは「(うまくいけば将来的に)治療法の開発につながる(可能性がある)成果」という感じなのかなと思った.

この記事を読んで自分が理解した限りでは,免疫細胞を活性化させる遺伝子が特定されたので,その遺伝子の働きを弱めれば自分の体を攻撃するT細胞が減り,自己免疫疾患の症状が緩和されるという話らしい.免疫抑制というアプローチは従来通りで,それを遺伝子レベルで行おうという点が新しいのかなと思う.

いずれにせよ,関節リウマチのことであれば若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)にも当てはまるのだろうと考え,12日の時点で閲覧可能なネット版記事へのリンクを貼っておく:

東京医科歯科大、リウマチ起こす遺伝子を発見(日本経済新聞,2010年4月12日)

| 若年性関節リウマチ(JRA)::リソース/リンク | 20:54 | comments (0) | trackback (0) | permalink |

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