2016.07.25 (Monday)
若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(15年10-12月)
下の子(この時点では13歳)の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)少関節型と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
09年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
10年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
11年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
12年: 1-2月,3-6月,7-10月,11-12月
13年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
14年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
15年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-9月
15年10-12月は,若年性関節リウマチ(JRA)については特に問題はなく,両目の虹彩炎も落ち着いていた.虹彩炎に使用しているステロイド系点眼薬の点眼回数は1日3-4回から同3回に減らすことになった.
10-12月の時系列順の経過は次の通り:
▽15年10月16日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA 発症箇所の右膝について,本人から時々「ぐきぐき」という感じがして痛いとの話あり.主治医からは,関節炎の場合は「ぐきぐき」いうことはないので成長に伴うものではないかとのこと.関節に熱感,腫れはなし.
・血液検査をしたところ,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は24.2ng/mL.標準値の範囲内ではあるものの,7月から4回連続で20を超えた値が続いている.CRP(炎症マーカー)は0.047mg/dL,白血球は6590/μLで,いずれも標準値の範囲内で問題なし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」で,9月と同じ(標準値上限は40倍).うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.虹彩炎はこの期間,落ち着いている.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(左腕,27回目).
・インフルエンザの予防接種について相談.シンポニーと同じ日でなければ大丈夫とのこと.今回は医師の勤務日の関係もあり,次回のシンポニー皮下注射から2週間の間隔を置いてインフルエンザの予防接種をすることに.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.
※虹彩炎の説明は以前のエントリ参照.
▽15年11月6日
W眼科でぶどう膜炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.要点は次の通り:
・目の炎症は軽いまま.むくみ(水がたまっている状態.14年8月に白内障の手術をした左目の網膜中心部に,半年後の15年2月まで水がひかずに残っていたが,同年5月には3分の1程度まで減少)は特に変わりなしとのこと.
・炎症が軽い状態は半年ほど続いており,悪化はしていない.1日3-4回だったステロイド系点眼薬「リンデロン」の点眼回数を同3回に減らすことに.虹彩癒着の予防・緩和用の点眼薬「ミドリンP」は同2回に据え置き.目の保護のためムコスタも適宜使用するよう指示された.
・視力検査の結果は矯正視力が両目とも1.2.
▽15年11月6日(上の眼科受診と同日)
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA 発症箇所の右膝については,この1カ月の間に痛い時もあったが,この日は大丈夫と本人が申告.右膝に痛み,熱感,腫れはなし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は21.0ng/mLで,標準値の範囲内ではあるものの,7月から5回連続で20を超えた値が続いている.CRP(炎症マーカー)は0.041mg/dL,白血球は6670/μLで,いずれも標準値の範囲内で問題なし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」で,9月,10月と同じ(標準値上限は40倍).うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.虹彩炎はこの期間,落ち着いている.
・あと虹彩炎について,この日のW眼科での診察の結果を小児科の主治医に報告.この間に風邪をひいた件についても主治医に報告.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(左腕,28回目).
▽15年12月4日
W眼科でぶどう膜炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.要点は次の通り:
・目の炎症は1カ月前から変わらず,軽いまま.黒目の表面が荒れているが,これは現在も軽いとはいえ残っている炎症のためとみられるとのこと.
・視力検査の結果は矯正視力が右目1.0,左目1.2.
・リンデロンの点眼回数は1日3回,ミドリンPは同2回にそれぞれ据え置き.
▽15年12月4日(上の眼科受診と同日)
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA 発症箇所の右膝については特に問題なし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は24.1ng/mLで,標準値の範囲内ではあるものの,7月から6回連続で20を超えた値が続いている.CRP(炎症マーカー)は0.041mg/dL,白血球は6260/μLで,いずれも標準値の範囲内で問題なし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」で,9月,10月,11月と同じ(標準値上限は40倍).うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.虹彩炎はこの期間,落ち着いている.
・あと虹彩炎について,この日のW眼科での診察の結果を小児科の主治医に報告.
・肌の相談.ぶつぶつが出来るのとにきびについて.ぶつぶつは乾燥肌とのことでヒルロイドを処方してもらう.にきび用はアクネ菌に効くという塗り薬を処方してもらう.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(左腕,29回目).
▽15年12月17-20日
形成外科で手術(副乳除去)のためX病院に入院.
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
09年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
10年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
11年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
12年: 1-2月,3-6月,7-10月,11-12月
13年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
14年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
15年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-9月
15年10-12月は,若年性関節リウマチ(JRA)については特に問題はなく,両目の虹彩炎も落ち着いていた.虹彩炎に使用しているステロイド系点眼薬の点眼回数は1日3-4回から同3回に減らすことになった.
10-12月の時系列順の経過は次の通り:
▽15年10月16日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA 発症箇所の右膝について,本人から時々「ぐきぐき」という感じがして痛いとの話あり.主治医からは,関節炎の場合は「ぐきぐき」いうことはないので成長に伴うものではないかとのこと.関節に熱感,腫れはなし.
・血液検査をしたところ,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は24.2ng/mL.標準値の範囲内ではあるものの,7月から4回連続で20を超えた値が続いている.CRP(炎症マーカー)は0.047mg/dL,白血球は6590/μLで,いずれも標準値の範囲内で問題なし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」で,9月と同じ(標準値上限は40倍).うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.虹彩炎はこの期間,落ち着いている.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(左腕,27回目).
・インフルエンザの予防接種について相談.シンポニーと同じ日でなければ大丈夫とのこと.今回は医師の勤務日の関係もあり,次回のシンポニー皮下注射から2週間の間隔を置いてインフルエンザの予防接種をすることに.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.
※虹彩炎の説明は以前のエントリ参照.
▽15年11月6日
W眼科でぶどう膜炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.要点は次の通り:
・目の炎症は軽いまま.むくみ(水がたまっている状態.14年8月に白内障の手術をした左目の網膜中心部に,半年後の15年2月まで水がひかずに残っていたが,同年5月には3分の1程度まで減少)は特に変わりなしとのこと.
・炎症が軽い状態は半年ほど続いており,悪化はしていない.1日3-4回だったステロイド系点眼薬「リンデロン」の点眼回数を同3回に減らすことに.虹彩癒着の予防・緩和用の点眼薬「ミドリンP」は同2回に据え置き.目の保護のためムコスタも適宜使用するよう指示された.
・視力検査の結果は矯正視力が両目とも1.2.
▽15年11月6日(上の眼科受診と同日)
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA 発症箇所の右膝については,この1カ月の間に痛い時もあったが,この日は大丈夫と本人が申告.右膝に痛み,熱感,腫れはなし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は21.0ng/mLで,標準値の範囲内ではあるものの,7月から5回連続で20を超えた値が続いている.CRP(炎症マーカー)は0.041mg/dL,白血球は6670/μLで,いずれも標準値の範囲内で問題なし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」で,9月,10月と同じ(標準値上限は40倍).うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.虹彩炎はこの期間,落ち着いている.
・あと虹彩炎について,この日のW眼科での診察の結果を小児科の主治医に報告.この間に風邪をひいた件についても主治医に報告.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(左腕,28回目).
▽15年12月4日
W眼科でぶどう膜炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.要点は次の通り:
・目の炎症は1カ月前から変わらず,軽いまま.黒目の表面が荒れているが,これは現在も軽いとはいえ残っている炎症のためとみられるとのこと.
・視力検査の結果は矯正視力が右目1.0,左目1.2.
・リンデロンの点眼回数は1日3回,ミドリンPは同2回にそれぞれ据え置き.
▽15年12月4日(上の眼科受診と同日)
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA 発症箇所の右膝については特に問題なし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は24.1ng/mLで,標準値の範囲内ではあるものの,7月から6回連続で20を超えた値が続いている.CRP(炎症マーカー)は0.041mg/dL,白血球は6260/μLで,いずれも標準値の範囲内で問題なし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」で,9月,10月,11月と同じ(標準値上限は40倍).うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.虹彩炎はこの期間,落ち着いている.
・あと虹彩炎について,この日のW眼科での診察の結果を小児科の主治医に報告.
・肌の相談.ぶつぶつが出来るのとにきびについて.ぶつぶつは乾燥肌とのことでヒルロイドを処方してもらう.にきび用はアクネ菌に効くという塗り薬を処方してもらう.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(左腕,29回目).
▽15年12月17-20日
形成外科で手術(副乳除去)のためX病院に入院.
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