若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(13年11-12月)

下の子(11歳)の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)少関節型と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.

※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで8-10月11-12月
07年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
08年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
09年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
10年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
11年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
12年: 1-2月3-6月7-10月11-12月
13年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月

13年11月には右目の白内障の手術を受けた.白内障になっていることは12年2月に発覚し,しばらくは両目ともごく初期の段階の白内障で生活に支障もなかったため様子を見ていた.13年9月に右目の白内障が急速に進行して右目がほとんど見えなくなり,また以前からある虹彩癒着もあいまって危険な状態に陥る恐れが強まったため手術が必要になったもの.

白内障の正確な原因は不明だが,若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の少関節型で併発することがある虹彩炎(過去7年半にわたり断続的に患っている)の影響と,虹彩炎を抑えるため長年使ってきたステロイド系点眼薬の影響が考えられる.

JRA の方は9月末に生物学的製剤(抗サイトカイン薬)ヒュミラ(一般名アダリムマブ)から生物学的製剤シンポニー(同ゴリムマブ)へと治療薬を切り替えた後,特に問題は出ていない.シンポニーへの切り替えは,なかなか収まらない虹彩炎を抑え込める可能性があると最近の事例から判断してのもの.実際,虹彩炎はこの2カ月,ごく弱い炎症があるのみとなった.

なお,シンポニーは大人の関節リウマチ用の薬で,JRA への適応は正式には承認されていない.

11-12月の時系列順の経過は次の通り:

▽13年11月5日

 X病院麻酔科で右目の白内障手術前の検査(血液検査と尿検査).

▽13年11月5日(上の麻酔科での検査と同日)

 W眼科でぶどう膜炎(JRA の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.虹彩炎の状態には変わりなし(両目とも弱い炎症がある).右目が赤いことを話したら傷があるとのことで保護薬を処方してもらう.左目は引き続き角膜に問題(濁り)があるとのこと.眼圧は10.

 右目の白内障手術の予後については,網膜剥離などが心配されるとの話が医師からあった.

 シンポニーによる虹彩炎への効果についてはW眼科の専門医も調べてくれたが,症例は見当たらなかったとのこと.そのためリスクは高いが,白内障の手術をやらないわけにもいかないとの指摘があった.

 ※虹彩炎の説明は以前のエントリ参照.

▽13年11月8日

 X病院の小児病棟に入院.手術日の11日が月曜日のため,前週の金曜日からの入院となったもの.

▽13年11月11日

 X病院眼科で右目の白内障の手術.水晶体が砕かれて取り除かれ,代わりのレンズが入れられた.レンズは単焦点で,焦点を合わせる目の本来の調整力はなくなって老眼のような感じになり,眼鏡が必要になる.

 手術の際,最初に虹彩炎になった時(06年春)に右目に生じた虹彩癒着も解かれた(そうしないと白内障の手術もできないため).

 まだ小学生で恐怖心もあるため,局所麻酔ではなく全身麻酔で手術を受けた.手術自体の所要時間は10分ほどとのことだったが全身麻酔のためトータルで数時間かかった.

▽13年11月13日

 特に問題もなく,X病院を退院.当面,就寝中は右目は眼帯をし,運動は避け,目の感染症を防ぐため洗髪・洗顔もしないよう指示される.

 退院時の薬の処方は次の通り:

 ▼右目(11日に白内障手術)の点眼薬:
  「ジクロード」(術後の炎症や合併症を予防)1日4回点眼.
  「0.5%ベストロン」(殺菌)1日4回点眼.
  「オルガドロン0.1%」(炎症やアレルギーを抑えるステロイド剤)1日4回点眼.
  「ミドリンP」1日2回点眼.

 ▼術後に服用する抗生剤:
  内服薬「メイアクトMS錠100」1回1錠を1日3回内服.4日分.

 ▼左目の点眼薬(いずれもこれまで通り):
  「0.1%リンデロン」1日3回点眼.
  「ミドリンP」1日3回点眼.

▽13年11月20日

 X病院眼科で白内障の手術後の右目の状態の診察.要点は次の通り:

 ・右目の矯正視力は0.9.白内障の手術前はほとんど見えなかったので,手術で再び見えるようになったことが確認できた.

 ・眼圧は右目が14,左目が16で正常値の範囲内.

 ・炎症は少しある程度だが,右目は術後なので以前よりは強いとのこと.感染症はなし.

 ・点眼薬は次回診察までそのまま続けることに.

 ・学校の体育の授業への参加を再開してよいことに.眼帯も外してよいことに.洗髪・洗顔もOK.

▽13年11月20日(上の眼科受診と同日)

 X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:

 ・JRA発症箇所の右膝をはじめ,関節に痛み,腫れ,熱感はなし.

 ・血液検査では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値に問題はなし.MMP-3は17.7ng/mLで,基準値の範囲内.抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「80倍」(うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.80倍は標準値より高いためまだ要注意).

 ・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(3回目,右腕).

 ・主治医より,シンポニーの投与は3回目(今回)までは4週間の間隔を広げないようにしようと考えていたとの話あり.4回目(次回)からは前後1週間の変動はOKとすると言われた.

 ・薬の処方はなし.

 ・病院で測ったところ身長は146.0cm,体重は36.6kg.

 ※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモエタネルセプト問題報道メモ若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.

▽13年11月20日(上のX病院眼科・小児科受診と同日)

 W眼科でぶどう膜炎(JRA の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.要点は次の通り:

 ・目の炎症は弱い.医師によれば,JRA などの膠原病で虹彩炎を併発している場合,生物学的製剤(レミケードとかヒュミラ)がなかった頃は白内障の手術をすると1週間後にはかなり炎症が出るのが普通だった.それほど強い炎症が出ていないため,シンポニーにもレミケードやヒュミラと同様,目の炎症を抑える効果があるものと思われる.

 ・右目の水の入っているところに問題はなし.

▽13年11月25日

 X病院眼科で白内障の手術後の右目の状態の診察.要点は次の通り:

 ・炎症は若干あるがほとんどない.

 ・右目の点眼薬のうち,ステロイド剤の「オルガドロン0.1%」の点眼(1日4回)は終了し,左目と同じ「0.1%リンデロン」を1日3回点眼することに.

 ・右目のその他の点眼薬はそのまま(炎症・合併症予防用の「ジクロード」を1日4回,殺菌用の「0.5%ベストロン」を同4回,癒着予防用の「ミドリンP」を同2回点眼).

 ・術後2カ月ほどは視力に変動があるので,眼鏡を作るのは年明け以降にするよう担当医から言われる.眼鏡は遠くを見るためのものと近くを見るためのものの計2本を作る方向.

▽13年12月5日

 X病院眼科で,ぶどう膜炎(JRA の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医(W眼科の医師)による診察.要点は次の通り:

 ・虹彩炎は両目とも弱い(あるかないかと言われればあるという程度とのこと).

 ・術後でもあり,年末年始に急に悪化してもいけないので,ステロイド系点眼薬リンデロンと虹彩癒着の予防・緩和用点眼薬ミドリンPの点眼回数は減らさず維持することに(リンデロンは両目とも1日3回,ミドリンPは右目が同2回・左目が同3回).

▽13年12月16日

 X病院眼科で白内障の手術後の右目の状態の診察.要点は次の通り:

 ・矯正視力は右目が1.2,左目が1.0.

 ・右目の術後の経過は良好.当面,状態を見なくてもよいので,次回診察は1月下旬に.

 ・右目の点眼薬のうち,殺菌用の「0.5%ベストロン」はこの日使い始めた分(1週間使用可能)が終了した時点で使用を打ち切ることに.炎症・合併症予防用の「ジクロード」(1日4回)はそのまま使う.

 ・虹彩炎の治療のため両目に使用しているステロイド系点眼薬リンデロンと虹彩癒着の予防・緩和用点眼薬ミドリンPの点眼回数についてはW眼科の専門医に決めてもらうことに.

▽13年12月16日(上のX病院眼科受診と同日)

 W眼科でぶどう膜炎(JRA の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.右目の網膜は「きれい」とのこと.

 虹彩炎の治療のため両目に使用しているステロイド系点眼薬リンデロンと虹彩癒着の予防・緩和用点眼薬ミドリンPの点眼回数については,12月5日のX病院眼科での診察時に決めた通り,当面据え置きに(リンデロンは両目とも1日3回,ミドリンPは右目が同2回・左目が同3回).

▽13年12月24日

 X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:

 ・JRA発症箇所の右膝をはじめ,関節に痛み,腫れ,熱感はなし.

 ・血液検査では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値に問題はなし.MMP-3は15.0ng/mL未満.

 ・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ)の皮下注射(4回目,左腕).2日前から風邪気味だったが,体温は36.3度で発熱はなく,のども腫れていないため,投与することになった.

 ・薬の処方はなし.

 ・病院で測ったところ身長は147.2cm,体重は37.1kg.

▽13年12月24日(上のX病院小児科受診と同日)

 W眼科でぶどう膜炎(JRA の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.要点は次の通り:

 ・虹彩炎は少しあるが全く問題ない.

 ・年末年始に急に悪化してもいけないので,ステロイド系点眼薬リンデロンと虹彩癒着の予防・緩和用点眼薬ミドリンPの点眼回数は減らさず維持することに(リンデロンは両目とも1日3回,ミドリンPは右目が同2回・左目が同3回).

 ・右目の白内障の手術後に使用している炎症・合併症予防用の「ジクロード」もやめる方向で良いのではないかとの話あり(X病院眼科の1月の診察で白内障の担当医に確認する).

 ・年明けに眼鏡の相談をしたい旨,こちらから医師に伝えた.

| 若年性関節リウマチ(JRA)::経過メモ | 23:59 | comments (0) | trackback (0) | permalink |

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