若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(07年1-2月)

下の子の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.

※これまでの経過についてのエントリ:
06年7月までの経過
06年8-10月の経過
06年11-12月の経過

▽07年1月初め

 右膝や両膝の痛みを訴えることが多く,気にかかる.ほぼ毎日1回は痛いと言う.

 ただ痛みは強くない様子で,普通に歩いたり走ったり飛び跳ねたりする.膝に腫れや熱もない.少し時間が経つと「治った」と言ったりする.

▽07年1月5日

 Z病院眼科で右目の虹彩炎の診察.炎症は弱まったがまだあるので,引き続きステロイド系点眼薬「リンデロンA」を1日4回点眼することに.

 数日前から左目も充血していたので診てもらったところ,左目にも虹彩炎発症が認められた.左目にもリンデロンAを同じ回数点眼することに.

 虹彩癒着の治療・予防のため,ミドリンPを引き続き1日3回,今度は両目に点眼することになった.

 Z病院小児科を臨時受診.主治医に虹彩炎の再発・拡大を報告.膝の痛みが出ていることとも合わせ,JRA再燃の恐れがあるか相談.主治医は▽動けなくなるほどの痛みは出ていない▽腫れや熱はない▽昨年末に整形外科を受診した際のレントゲン写真にも異常は見られない──ことから,JRA再燃には否定的な見方.

▽07年1月16日

 Z病院小児科で定期的診察.これまで1カ月に1mgのペースで減量してきたステロイド剤の投与量は,弱い関節痛の頻発と虹彩炎の発症を考慮して今回は減量せず,1日3mgに据え置き.

 主治医がJRAと虹彩炎の関係について少し調べたところでは,関節炎が出ていない時に虹彩炎が出るケースが結構あるようだ(つまり虹彩炎の発症が即,JRAの再燃を意味するわけではない)とのこと.

 検査のため採血・採尿.

▽07年1月19日

 Z病院眼科を受診.虹彩炎は発症当初よりは良くなったものの,炎症はまだあるため,引き続き点眼薬を使っていくことに.

 治療が長引いていることについては,今回は炎症が強かったとの説明があった.

 裸眼視力は右目が0.7,左目が1.2.

▽07年1月30日

 Z病院小児科で定期的診察.虹彩炎が長引いているため,大事をとってステロイド剤の投与量は今回も減らさず,1日3mgに据え置き.

 前回採取した血液の検査結果は,白血球,CRP,赤沈(血沈),リウマチ因子,MMP3がいずれも標準の範囲内の数値.血小板の数値が標準より少しだけ高かった.あと抗核抗体(ANA)の数値が標準より高かった.

 主治医の話では,このほぼ問題のない検査結果からすれば,JRAに関する限りはステロイド剤を減量してもよいとのこと(今回の減量見送りは,虹彩炎への影響がはっきりしないため).

▽07年2月2日

 Z病院眼科を受診.右目の虹彩炎が弱まり,左目の虹彩炎はもう見られないため,リンデロンAの点眼回数を1日4回から同3回に減らすよう医師から指示(急にやめると反動で炎症が再発する恐れがあるため,徐々に減らしていく必要があるとのこと).

 去年春の虹彩炎が原因で起きている右目の虹彩癒着について,医師から癒着が解消しないかもしれないとの話あり.

 裸眼視力は右目が0.6,左目が1.2.

▽07年2月16日

 Z病院眼科を受診.虹彩炎はさらに弱まったとの診断.

 小児科でJRAのために処方されているステロイド剤の減量に,眼科医からOKが出た.

 ステロイド剤の減量による影響があるといけないので,今回はリンデロンAの点眼回数を減らさず,1日3回に据え置き.

 裸眼視力は右目が0.6,左目が1.2.

▽07年2月16日(上の眼科受診と同じ日)

 Z病院小児科で定期的診察.JRAについては問題がなく(関節痛を訴えることも減った),眼科からもOKが出たので,ステロイド剤を1日3mgから同2mgに減量.

▽07年2月21日

 19日頃から再び目に充血が見られるようになり,21日にZ病院眼科を臨時受診.虹彩炎が再び強まっているとの診断.

 リンデロンAの点眼回数を1日3回から同4回に再び増やすよう医師から指示.

 ステロイド剤減量の影響で虹彩炎が再燃したかどうかについて医師は懐疑的(そもそも1日3mgというのが微量なので,それを同2mgに減らして影響が出るとは考えにくいとのこと).再燃の原因については,体調が落ちていたならそれが原因になった可能性が考えられるとのこと.

 裸眼視力は右目が0.6,左目が1.0.

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