2016.08.31 (Wednesday)
若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(16年7-8月)
下の子(14歳)の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)少関節型と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
09年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
10年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
11年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
12年: 1-2月,3-6月,7-10月,11-12月
13年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
14年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
15年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-9月,10-12月
16年: 1-6月
16年7-8月は,若年性関節リウマチ(JRA)については特に問題はなく,両目の虹彩炎も落ち着いていた.JRA の症状は,発症箇所の右膝に15年8月に一時的に腫れが出た以外は最近数年間全く出ておらず,虹彩炎の方も15年初め以降,弱い炎症が残っているのみで悪化はしていない.
7-8月の時系列順の経過は次の通り:
▽16年7月9日
W眼科でぶどう膜炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.要点は次の通り:
・目の炎症はひいており,以前より状態は良く,肉芽腫(にくげしゅ.炎症があると発生)は消えつつあるとのこと.
・矯正視力は両目とも1.2.
・眼圧は両目とも9.
・ステロイド系点眼薬「リンデロン」の点眼回数は1日2回,虹彩癒着の予防・緩和用の点眼薬「ミドリンP」は同1回にそれぞれ据え置き.
※虹彩炎の説明は以前のエントリ参照.
▽16年7月15日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・血液検査をしたところ,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は27.0ng/mL.標準値の範囲内ではあるものの,15年7月から13回連続で20を超えた値が続いている.CRP(炎症マーカー)は0.035mg/dL,白血球は5710/μLで,いずれも標準値の範囲内で問題なし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」.うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.抗体価は15年9月以降「40倍」で落ち着いており(過去に高い時には80倍,160倍の時もあった),虹彩炎はこの期間,落ち着いている.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(左腕,36回目).前回(6月13日)から5週間弱の間隔での注射.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.
▽16年8月13日
W眼科でぶどう膜炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.要点は次の通り:
・目の炎症は引き続きよく抑えられているとのこと.
・矯正視力は両目とも1.2.
・眼圧は両目とも9.
・ステロイド系点眼薬「リンデロン」の点眼回数は1日2回,虹彩癒着の予防・緩和用の点眼薬「ミドリンP」は同1回にそれぞれ据え置き.
※虹彩炎の説明は以前のエントリ参照.
▽16年8月19日(上の眼科受診と同日)
X病院眼科で左目の白内障手術(14年8月)後の経過についての定期的診察.要点は次の通り:
・手術から半年経過した15年2月の時点で左目の網膜中心部に水がひかずに残っていた問題(ただし15年5月には3分の1程度まで減少)は完全に解消された.「水はなくなった状態」で,水がたまらないようになっているとのこと.
・白内障手術で目の中に入れた人工レンズにも問題なし.
・これにより,白内障の術後の定期的診察は今回で終了ということになった.
・担当医から,うちの子のように若いうちに白内障の手術をした場合,将来的には人工レンズを入れている袋が濁る「後発白内障」が発生するとの話があった.そうなった時にはまた病院にかかることになる.
▽16年8月19日(上の眼科受診と同日)
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA 発症箇所の右膝を含め,全ての関節について痛み,腫れ,熱感なし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は22.7ng/mLで,標準値の範囲内ではあるものの,15年7月から14回連続で20を超えた値が続いている.ただ,今回は15年12月以降では最も低い数値となった.CRP(炎症マーカー)は0.043mg/dL,白血球は5850/μLで,いずれも標準値の範囲内で問題なし.
・抗核抗体(ANA)を示す抗体価は診察時にはまだ出ていなかった.うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.抗体価は15年9月以降,少なくとも16年7月までは「40倍」で落ち着いており(過去に高い時には80倍,160倍の時もあった),虹彩炎はこの期間,落ち着いている.
・主治医により,シンポニーの皮下注射(左腕,37回目).前回(7月15日)からちょうど5週間の間隔での注射.次回は主治医の勤務日の都合もあって5週間プラス3日後とすることに.
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
09年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
10年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
11年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
12年: 1-2月,3-6月,7-10月,11-12月
13年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
14年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
15年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-9月,10-12月
16年: 1-6月
16年7-8月は,若年性関節リウマチ(JRA)については特に問題はなく,両目の虹彩炎も落ち着いていた.JRA の症状は,発症箇所の右膝に15年8月に一時的に腫れが出た以外は最近数年間全く出ておらず,虹彩炎の方も15年初め以降,弱い炎症が残っているのみで悪化はしていない.
7-8月の時系列順の経過は次の通り:
▽16年7月9日
W眼科でぶどう膜炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.要点は次の通り:
・目の炎症はひいており,以前より状態は良く,肉芽腫(にくげしゅ.炎症があると発生)は消えつつあるとのこと.
・矯正視力は両目とも1.2.
・眼圧は両目とも9.
・ステロイド系点眼薬「リンデロン」の点眼回数は1日2回,虹彩癒着の予防・緩和用の点眼薬「ミドリンP」は同1回にそれぞれ据え置き.
※虹彩炎の説明は以前のエントリ参照.
▽16年7月15日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・血液検査をしたところ,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は27.0ng/mL.標準値の範囲内ではあるものの,15年7月から13回連続で20を超えた値が続いている.CRP(炎症マーカー)は0.035mg/dL,白血球は5710/μLで,いずれも標準値の範囲内で問題なし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」.うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.抗体価は15年9月以降「40倍」で落ち着いており(過去に高い時には80倍,160倍の時もあった),虹彩炎はこの期間,落ち着いている.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(左腕,36回目).前回(6月13日)から5週間弱の間隔での注射.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.
▽16年8月13日
W眼科でぶどう膜炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.要点は次の通り:
・目の炎症は引き続きよく抑えられているとのこと.
・矯正視力は両目とも1.2.
・眼圧は両目とも9.
・ステロイド系点眼薬「リンデロン」の点眼回数は1日2回,虹彩癒着の予防・緩和用の点眼薬「ミドリンP」は同1回にそれぞれ据え置き.
※虹彩炎の説明は以前のエントリ参照.
▽16年8月19日(上の眼科受診と同日)
X病院眼科で左目の白内障手術(14年8月)後の経過についての定期的診察.要点は次の通り:
・手術から半年経過した15年2月の時点で左目の網膜中心部に水がひかずに残っていた問題(ただし15年5月には3分の1程度まで減少)は完全に解消された.「水はなくなった状態」で,水がたまらないようになっているとのこと.
・白内障手術で目の中に入れた人工レンズにも問題なし.
・これにより,白内障の術後の定期的診察は今回で終了ということになった.
・担当医から,うちの子のように若いうちに白内障の手術をした場合,将来的には人工レンズを入れている袋が濁る「後発白内障」が発生するとの話があった.そうなった時にはまた病院にかかることになる.
▽16年8月19日(上の眼科受診と同日)
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA 発症箇所の右膝を含め,全ての関節について痛み,腫れ,熱感なし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は22.7ng/mLで,標準値の範囲内ではあるものの,15年7月から14回連続で20を超えた値が続いている.ただ,今回は15年12月以降では最も低い数値となった.CRP(炎症マーカー)は0.043mg/dL,白血球は5850/μLで,いずれも標準値の範囲内で問題なし.
・抗核抗体(ANA)を示す抗体価は診察時にはまだ出ていなかった.うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.抗体価は15年9月以降,少なくとも16年7月までは「40倍」で落ち着いており(過去に高い時には80倍,160倍の時もあった),虹彩炎はこの期間,落ち着いている.
・主治医により,シンポニーの皮下注射(左腕,37回目).前回(7月15日)からちょうど5週間の間隔での注射.次回は主治医の勤務日の都合もあって5週間プラス3日後とすることに.
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