若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(10年1-2月)

下の子(7歳)の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)少関節型と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.

※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで8-10月11-12月
07年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
08年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
09年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月

▽10年1月4日

 この週(1月4日からの週),ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量1mg×2日)+(内服なし×5日)だった1週間の内服量を(日量1mg×1日)+(内服なし×6日)に.

▽10年1月7日

 Z病院整形外科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)発症個所である右膝の定期的診察.右膝に問題はなし.

 1月中に予定しているステロイド剤の内服終了が発症個所に影響しないか把握するため,春にMRIによる検査を受けたいと担当医に伝達.MRI検査を予約.

▽10年1月13日

 X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:

 ・JRA発症個所の右膝をはじめ,全身の関節にいずれも痛み,腫れ,熱感はなし.

 ・ステロイド剤の内服(この時点で週1日だけ1mg内服)を2~3週間後に完全に終了することに主治医からあらためて了解を得た.

 ・ステロイド剤をやめた後に炎症が再発しないかどうかを確かめるため,春にMRIで右膝の検査をしたいこと,すでに予約だけは取ってあることを主治医に伝達,了承を得た.

 ・ステロイド剤の影響による骨粗しょう症を防ぐため内服しているビスホスホネート製剤(アクトネル錠)については当面内服を続けるよう指示された.骨密度の検査を近い時期に受けたい旨伝えたところ,放射線の影響があるので前回の検査(09年8月)から8カ月以上の間隔を空けることになるとの説明があった.

 ・薬の処方は前回と同じで次の通り:
 ▽ステロイド剤(プレドニゾロン錠)週1回1mg(1錠)※ただし2~3週で内服終了.
 ▽ビスホスホネート製剤(アクトネル錠)週1回17.5mg(1錠)
 ▽免疫抑制剤メトトレキサート(メトレート錠)週1回4mg(2錠)
 ▽葉酸(フォリアミン錠)週1回5mg(1錠)
 ▽生物学的製剤エタネルセプト(商品名エンブレル,自宅皮下注射用25ml [実際に使用するのはその0.6倍分],剤形:バイアルとシリンジを同量ずつ処方してもらった)

 ※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモエタネルセプト問題報道メモ若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.

▽10年1月15日

 Z病院眼科で,虹彩炎(JRAの少関節型で併発することがある)の定期的診察(虹彩炎の説明は以前のエントリ参照).

 両目とも引き続き炎症は見られず.

 ステロイド剤の内服を2~3週間後にはやめることを担当医に伝達.ステロイド剤の内服終了に関連し,虹彩炎の再燃を抑えるため,ステロイド系点眼薬「リンデロンA」を引き続き両目に1日2回点眼するよう指示された.

 虹彩癒着の予防・治療用の点眼薬「ミドリンP」も引き続き右目に1日3回,左目に同1回点眼する.

 眼圧は13~15.

▽10年1月25日

 この週,ステロイド剤の内服を完全に終了.(日量1mg×1日)+(内服なし×6日)だった1週間の内服量がゼロに.

 ステロイド剤の内服は06年5月から3年8カ月余り続けていた.

▽10年2月10日

 X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:

 ・JRA発症個所の右膝には痛みも腫れも熱感もなし.

 ・前回診察時に採取した血液の検査結果では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球,フェリチンなどの数値はいずれも標準値の範囲内.ただ,ANA(抗核抗体)の数値は引き続き「80倍」.虹彩炎に引き続き注意が必要と指摘された.

 ・免疫抑制剤メトトレキサート(メトレート錠を内服中)の内服はやめられるものなのか主治医に相談.現在使用中の生物学的製剤エタネルセプト(商品名エンブレル)はメトトレキサートと併用するのが一般的らしい.主治医によれば,薬をやめる時も,まずエタネルセプトをやめてから,最後に残ったメトトレキサートをやめるという順番になるのが普通とのこと.

 ・ただ,下の子はメトトレキサートで効果がなかったためエタネルセプトの使用を始めたという経緯もあり,また後日改めてメトトレキサートをどうするか検討する方向に.当面は,ステロイド剤の内服をやめたばかりであることもあり,薬は動かさない方針.

▽10年2月12日

 Z病院眼科で診察.両目とも引き続き虹彩炎は見られず.

 ▽ステロイド剤の内服が終了した▽血液検査結果でANA(抗核抗体)の数値が80倍と出ており注意が必要とされた──ことを担当医に報告.

 やはり炎症がぶり返すのを防ぐため,リンデロンAを引き続き両目に1日2回点眼するよう指示された.

 ミドリンPの点眼回数も据え置き.引き続き右目に1日3回,左目に同1回点眼する.

 裸眼視力は両目とも1.2.眼圧は11~14で問題なし.

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