2009.02.28 (Saturday)
若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(09年1-2月)
下の子(6歳)の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
▽09年1月1日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量4mg×6日)+(日量3mg×1日)だった1週間の内服量を.(日量4mg×5日)+(日量3mg×2日)に.
▽09年1月5日
Z病院整形外科を受診.08年12月に受けたMRIの画像に基づき,若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の発症個所である右膝について,炎症はほとんどなくなっているとの所見が示された.08年10月から使用している生物学的製剤(抗サイトカイン薬)エタネルセプト(商品名エンブレル)の効果が確認された格好.
一時は脊柱側弯症(そくわんしょう)と言われたものの,結局それほどではないことが判明した背骨の若干の湾曲について,そもそも体に少しねじれがあるとの話あり.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモを参照.
▽09年1月5日(上の整形外科受診と同日)
Z病院眼科で,06年末から08年にかけて再発していた虹彩炎(JRAの少関節型で併発することがある)の定期的診察(虹彩炎の説明は以前のエントリ参照).両目とも引き続き炎症なし.
1日1回の日と2回の日を交互にしていた両目へのステロイド系点眼薬「リンデロンA」の点眼回数を,一律1日1回に減らしてもらえた.
右目の虹彩癒着が完全には解消していないため,虹彩癒着の予防・治療用の点眼薬「ミドリンP」は引き続き右目だけ1日3回点眼することに.
▽09年1月19日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量4mg×5日)+(日量3mg×2日)だった1週間の内服量を.(日量4mg×4日)+(日量3mg×3日)に.
▽09年1月29日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・08年末にZ病院で受けた右膝のMRIの画像を見た主治医から,しつこく内部に残っていた炎症がほとんどおさまっているとの所見(09年1月5日のZ病院整形外科の担当医の所見と同じ).やはり生物学的製剤の効果か.
・08年12月に採取した血液の検査結果は,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)を含め特に問題なし.
・ステロイド剤の内服量を近く一律で日量3mgに減らすことに(この日現在の内服量は週4日が日量4mg,週3日が日量3mgだった).
・風邪のため採血は見送り.
・ステロイド剤以外の薬については引き続き,▽ビスホスホネート製剤(アクトネル錠)週1回17.5mg(1錠)×0.4▽メトトレキサート(メトレート錠)週1回8mg(4錠)▽葉酸(フォリアミン錠)週1回5mg(1錠)▽生物学的製剤エンブレル(週2回自宅皮下注射用)──を処方された.
▽09年2月2日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量4mg×4日)+(日量3mg×3日)だった1週間の内服量を.(日量4mg×3日)+(日量3mg×4日)に.
▽09年2月9日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.毎日一律で日量3mgに.
▽09年2月16日
Z病院眼科で虹彩炎の定期的診察.両目とも引き続き炎症なし.
内服のステロイド剤の減量を進めているせいもあってか,リンデロンAの点眼回数は減らさず,引き続き両目に1日1回点眼することに.
ミドリンPも引き続き右目だけ1日3回点眼することに.
▽09年2月16日(上の眼科受診と同日)
Z病院整形外科を受診.脊柱側弯症が一時疑われた背骨のレントゲン撮影があり,その画像で骨盤への骨の乗り方が左右で違うように見えることが判明.念のため近い時期にMRIを受けることに.
もしここに問題があれば,それも若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)との関連が疑われるとのこと.
▽09年2月23日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・ステロイド剤の内服量(この日現在1日3mg)を4週間後の次回受診日までに,3mgと2mgの日が交互になるくらいに減らしていくことに.
・時々かゆみを訴えることを主治医に再び報告(以前も主治医に報告し,乾燥肌用の保湿クリームを処方してもらったものの効果なし).今回はエタネルセプト(商品名エンブレル)使用者にそういう症状が出ることもあるという話が主治医からあり,かゆみ止めの塗り薬を処方してもらえた.
・09年2月16日のZ病院整形外科受診時に問題がある可能性が指摘された骨盤について,レントゲン写真を見たX病院の主治医から,やはり右側が狭いように見えるとの話あり.(JRA関連なら?)エンブレル使用で良くなるのではとのこと.いずれにせよMRIまで,はっきりしたことは分からない.
・主治医から,虹彩炎へのエンブレルの効果はまちまちだとの話あり.インフリキシマブ(商品名レミケード)とその系統の「新しい薬」(多分アダリムマブ=商品名ヒュミラ=のこと)はJRAだけでなく虹彩炎にも効果があるので,エンブレルを使っていて虹彩炎が再燃したら,そちらにスイッチするのも一法だとのこと.
▽09年2月23日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.これまで日量3mg×7日だった1週間の内服量を,(日量3mg×6日)+(日量2mg×1日)に.
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量4mg×6日)+(日量3mg×1日)だった1週間の内服量を.(日量4mg×5日)+(日量3mg×2日)に.
▽09年1月5日
Z病院整形外科を受診.08年12月に受けたMRIの画像に基づき,若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の発症個所である右膝について,炎症はほとんどなくなっているとの所見が示された.08年10月から使用している生物学的製剤(抗サイトカイン薬)エタネルセプト(商品名エンブレル)の効果が確認された格好.
一時は脊柱側弯症(そくわんしょう)と言われたものの,結局それほどではないことが判明した背骨の若干の湾曲について,そもそも体に少しねじれがあるとの話あり.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモを参照.
▽09年1月5日(上の整形外科受診と同日)
Z病院眼科で,06年末から08年にかけて再発していた虹彩炎(JRAの少関節型で併発することがある)の定期的診察(虹彩炎の説明は以前のエントリ参照).両目とも引き続き炎症なし.
1日1回の日と2回の日を交互にしていた両目へのステロイド系点眼薬「リンデロンA」の点眼回数を,一律1日1回に減らしてもらえた.
右目の虹彩癒着が完全には解消していないため,虹彩癒着の予防・治療用の点眼薬「ミドリンP」は引き続き右目だけ1日3回点眼することに.
▽09年1月19日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量4mg×5日)+(日量3mg×2日)だった1週間の内服量を.(日量4mg×4日)+(日量3mg×3日)に.
▽09年1月29日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・08年末にZ病院で受けた右膝のMRIの画像を見た主治医から,しつこく内部に残っていた炎症がほとんどおさまっているとの所見(09年1月5日のZ病院整形外科の担当医の所見と同じ).やはり生物学的製剤の効果か.
・08年12月に採取した血液の検査結果は,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)を含め特に問題なし.
・ステロイド剤の内服量を近く一律で日量3mgに減らすことに(この日現在の内服量は週4日が日量4mg,週3日が日量3mgだった).
・風邪のため採血は見送り.
・ステロイド剤以外の薬については引き続き,▽ビスホスホネート製剤(アクトネル錠)週1回17.5mg(1錠)×0.4▽メトトレキサート(メトレート錠)週1回8mg(4錠)▽葉酸(フォリアミン錠)週1回5mg(1錠)▽生物学的製剤エンブレル(週2回自宅皮下注射用)──を処方された.
▽09年2月2日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量4mg×4日)+(日量3mg×3日)だった1週間の内服量を.(日量4mg×3日)+(日量3mg×4日)に.
▽09年2月9日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.毎日一律で日量3mgに.
▽09年2月16日
Z病院眼科で虹彩炎の定期的診察.両目とも引き続き炎症なし.
内服のステロイド剤の減量を進めているせいもあってか,リンデロンAの点眼回数は減らさず,引き続き両目に1日1回点眼することに.
ミドリンPも引き続き右目だけ1日3回点眼することに.
▽09年2月16日(上の眼科受診と同日)
Z病院整形外科を受診.脊柱側弯症が一時疑われた背骨のレントゲン撮影があり,その画像で骨盤への骨の乗り方が左右で違うように見えることが判明.念のため近い時期にMRIを受けることに.
もしここに問題があれば,それも若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)との関連が疑われるとのこと.
▽09年2月23日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・ステロイド剤の内服量(この日現在1日3mg)を4週間後の次回受診日までに,3mgと2mgの日が交互になるくらいに減らしていくことに.
・時々かゆみを訴えることを主治医に再び報告(以前も主治医に報告し,乾燥肌用の保湿クリームを処方してもらったものの効果なし).今回はエタネルセプト(商品名エンブレル)使用者にそういう症状が出ることもあるという話が主治医からあり,かゆみ止めの塗り薬を処方してもらえた.
・09年2月16日のZ病院整形外科受診時に問題がある可能性が指摘された骨盤について,レントゲン写真を見たX病院の主治医から,やはり右側が狭いように見えるとの話あり.(JRA関連なら?)エンブレル使用で良くなるのではとのこと.いずれにせよMRIまで,はっきりしたことは分からない.
・主治医から,虹彩炎へのエンブレルの効果はまちまちだとの話あり.インフリキシマブ(商品名レミケード)とその系統の「新しい薬」(多分アダリムマブ=商品名ヒュミラ=のこと)はJRAだけでなく虹彩炎にも効果があるので,エンブレルを使っていて虹彩炎が再燃したら,そちらにスイッチするのも一法だとのこと.
▽09年2月23日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.これまで日量3mg×7日だった1週間の内服量を,(日量3mg×6日)+(日量2mg×1日)に.
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