若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(07年3-4月)

下の子の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.

※これまでの経過についてのエントリ:
06年7月までの経過
06年8-10月の経過
06年11-12月の経過
07年1-2月の経過

▽07年3月2日

 Z病院眼科で両目の虹彩炎の診察.右目の経過は横ばい.左目は炎症がほとんどなくなった.引き続き両目にステロイド系点眼薬「リンデロンA」を1日4回点眼することに(左目は良くなったけど,急に点眼回数を減らさない方がいいとの判断から).

 虹彩癒着の治療・予防のため,ミドリンPも引き続き1日3回,両目に点眼することになった.

 裸眼視力は右目が0.8,左目が1.2.

▽07年3月16日

 Z病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.弱い関節痛を時々訴える以外は特に問題なしと主治医に報告.虹彩炎が治らず困っていることを伝えたところ,ステロイド剤の内服量は減らさず,1日2mgに据え置くことになった.

▽07年3月16日(上の小児科受診と同じ日)

 Z病院眼科で両目の虹彩炎の診察.炎症は弱まったがまだあるので,引き続きリンデロンAを1日4回点眼することに.ミドリンPも引き続き1日3回,両目に点眼することになった.

▽07年3月27日

 右膝が左膝に比べて腫れていて,温かいことが発覚.痛みはなし.

▽07年3月30日

 Z病院眼科を受診.右目の虹彩炎がなかなか良くならないため,それまで1日4回だったリンデロンAの点眼回数を右目については1日6回以上に増やすよう指示された.

 左目はだいぶ良くなったものの,急に点眼回数を減らしてぶり返してもいけないとのことで,点眼回数は1日4回に据え置き.

▽07年3月30日(上の眼科受診と同じ日)

 Z病院小児科を臨時受診し,右膝の腫れについて主治医に相談.

 とりあえず安静を指示された.強い痛みが出ていないためJRA再燃とは判断されなかった.ただ,JRA再燃ということになれば,1日2mgにしているステロイド剤の内服量を1日5mgに増やすことも考えられるとの話だった.

 主治医の指示で整形外科を予約.

▽07年4月1-2日

 2日連続で朝に右膝に弱い痛みを訴える.歩けないほどの痛みではない.腫れと熱感は続いている.

▽07年4月5日

 Z病院整形外科を受診,右膝の腫れについて診察を受ける.強い痛みはないため,JRAの再燃と言える段階までは至っていないのではないかとの話だった.動きすぎか何かが原因で悪くなった可能性はあるとのこと.検査のため膝から水を採取.

▽07年4月6日

 Z病院小児科を受診.▽JRAの再燃が懸念される▽安静を指示されても子供は必ずしもそれを守れない──ことから,ステロイド剤の内服量を1日5mgに増やされた.

 ステロイド剤は06年5月の内服開始(当初は1日10mg)以来,一貫して減量してきていたので,増量は今回が初めて.

 検査のため採血.

▽07年4月6日(上の小児科受診と同じ日)

 Z病院眼科を受診.虹彩炎は改善が見られ,1日6回だった右目へのリンデロンAの点眼回数を1日4回に減らすことになった.左目は引き続き1日4回に.

▽07年4月18日

 Z病院眼科を受診.虹彩炎は引き続き改善が見られるものの,右目へのリンデロンA点眼回数は念のため1日4回に据え置き.左目については1日4回から同2回に減らされた.

 ミドリンPの点眼回数は,右目については引き続き1日3回とされ,左目については1日3回から同1回に減らされた.

 症状改善の要因には,内服のステロイド剤の増量も挙げられるのではないかとの話だった.

 右目の眼圧が少し上がっていたのが気にかかる.

▽07年4月21日

 Z病院整形外科を受診.右膝の腫れについては,小児科で処方される(増量した)ステロイド剤の服用を続けて,腫れがひくか様子を見ようとの話だった.

 ただ,腫れをひかせるために塗り薬を処方してもらえた.

▽07年4月21日(上の整形外科受診と同じ日)

 Z病院小児科を受診.6日に採取した血液の検査結果のポイントは次の通り.

 (1) 白血球,血小板,赤沈(血沈)が標準値の上限を超過
 (2) 炎症を示すCRPは標準値の範囲内(ただし3カ月前に比べて大幅に上昇)
 (3) 関節破壊の程度を示すMMP-3が標準値の上限を超過

 主治医からは,CRPが標準値を超えておらず,強い痛みもないため,JRAの再燃とまでは言えないとの話があった.ステロイド剤の投与量は減らさず,1日5mgに据え置き.

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