若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(06年7月現在)

下の子の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.

▽05年11月末(当時3歳5カ月)

 右ひじが伸びない症状.T病院整形外科でねんざか骨折と診断(その後CTとMRIで骨にひびらしきもの確認).

 →通常なら骨折でも約1カ月でひじを伸ばせるようになるはずが,この後半年近く経っても伸ばせず.

▽06年3月

 右目充血.M眼科からアレルギー用の目薬を出されるが効かず.

 →4月初めに虹彩炎の疑いをM眼科に話して検査してもらうが,M眼科は虹彩炎を確認できず.

▽06年3月21日

 右膝の痛みを訴える.翌日から右膝に腫れ.歩行が困難に.発熱は特になし.

▽06年3~4月

 M整形外科,T病院整形外科,S病院整形外科で右膝について明確な診断下りず.ただ,S病院整形外科は血液検査の結果と症状から,JRAの可能性を示唆.

 当時の血液検査の結果は,白血球,CRP,赤沈(血沈),抗核抗体(ANA)の数値がいずれも標準よりかなり高かった.ただしリウマチ因子(RF)は陰性.

▽06年5月9日

 Z病院小児科で右膝についてJRAとの初歩的診断(右膝の炎症が6週間以上続いてることと血液検査の結果などから).炎症の強さからJRAの多関節型と診断された(06年8月追記: 8月になってから,虹彩炎の発症や炎症個所の少なさなどを理由に少関節炎の可能性も認められた).

 薬の処方:
 ステロイド剤(プレドニン錠)1日10mg(朝5mg・夜5mg)
 メトトレキサート(リウマトレックス)1週間に1回4mg(2mg×2カプセル)
 葉酸(フォリアミン)1週間に1回5mg(リウマトレックスの翌朝に服用)

 →ステロイド剤の服用により数日で右膝の腫れがひき,歩行可能に.

▽06年5月16日

 Z病院眼科で(JRAの影響による?)虹彩炎の痕跡確認.右目の視力は0.7.

 薬の処方:
 「ミドリンP」1日3回(5~6時間おき)

▽06年6月13日

 Z病院小児科から,これまでの薬に加えて新たに骨粗しょう症の予防薬処方.ステロイド剤の副作用による骨粗しょう症を防ぐため.

 薬の処方:
 アクトネル錠1日1回2.5mg×0.3錠

▽06年6月27日

 ステロイド剤,1日10mgから同9mgに減量.

▽06年6月29日

 Z病院整形外科で,右膝のMRIの結果に基づき,JRAとの診断が最終的に確定.

 Z病院小児科で血液検査の結果判明.白血球,CRP,赤沈(血沈)がいずれも標準の数値に戻ってた.

 →これまでのところ,とりあえず順調に症状緩和?

▽06年7月25日

 ステロイド剤,1日9mgから同8mgに減量.

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