虹彩炎と虹彩癒着

若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の少関節型で併発することが多い「虹彩炎」について,自分用メモ(ウェブ上の情報を抜粋):

1.さいたま市ミツイ眼科医院Q & Aより.
虹彩炎はとても奥が深い疾患です。
基本的には虹彩から毛様体、脈絡膜という眼内部の炎症です。
結膜炎とかの表面の炎症とは深さがちがいます。それだけややこしいです。
原因は複雑多岐にわたります。眼科だけにとどまることもありますし、内科的な体の疾患の部分症状のことも多いです。
治療・も初期の応急的治療はステロイド点眼ですが、長期的治療は深さと原因により複雑です。
このへん本が2~3冊書ける分量があってここで解説することは不可能ですが、大事なことは休まず通・してひとつひとつ治療と診断のステップをふむことです。
長くかかるかもしれませんが、あきずに通・して完治させてください。
同医院の用語集より.
【虹彩癒着】:虹彩炎が原因で水晶体(後癒着)や隅角(前癒着)に癒着が起きる。癒着した虹彩は散瞳,縮瞳が不規則になる。
2.美しい健康の情報サイト虹彩炎の治療より.
虹彩炎の治療
虹彩炎によって、虹彩が水晶体と癒着を起こすので、瞳を広げる必要がある。また、炎症を抑えるための治療としては、副腎皮質ホルモン剤を点眼する。その他、炎症の強さや原因によって、全身の治療が必要の場合がある。

3.健康Salad虹彩炎の症状・治療・診療科目より.
虹彩はぶどう膜の1つで、瞳孔の大きさを調節する器官で、カメラの絞りに相当するものです。虹彩に炎症が起こったものを虹彩炎といいます。多くの場合、炎症はぶどう膜の1つである毛様体にも及び、虹彩毛様体炎へと進行します。
外傷、ウイルス感染、アレルギーなどが原因として考えられていますが、原因不明の場合も少なくありません。
放置していても自然に治ってしまうものもありますが、重症の場合は失明の危険もあるのですぐに受診をしてください。原因疾患がわかれば、その治療を行います。原因不明の場合は、ステロイド剤など消炎剤を点眼します。
4.ボシュロム・ジャパン主な目の病気 - 虹彩炎(こうさいえん)、毛様体炎(もうようたいえん)より.
梅毒、結核などの細菌の感染、ヘルペスなどのウイルスの感染やリウマチ、糖尿病など全身の病気に合併しておこります。また、角膜炎などがおこった後にひきつづいておこる場合もあります。原因が不明のものも多くあります。一般的に再発しやすい病気です。
【症状】
自覚症状は視力障害、まぶしい、涙が出る、目が痛いといったものです。白目は充血し、角膜の後ろの前房というところにあるもともと透明な液が、炎症のため濁ってみえます。重症なときや、治療の時期が遅れたりした場合には、緑内障や白内障をおこして視力がたいへん低下することがあります。
【治療】
散瞳薬と副腎皮質ステロイド薬の点眼をします。
5.美浜クリニック&海浜幕張眼科 基礎知識ブドウ膜の病気より.
ブドウ膜の虹彩が、腫れたり・充血する病気を虹彩炎と言います。虹彩の前には、前房があり、房水という涙のような液体(実際には涙よりも濃度が高い)が溜まっています。虹彩炎が起こると、この房水の中に、虹彩から茶色い色素や白血球・リンパ球・タンパクなどが出て、房水が濁ります。そうなると濁った水を通して見ることになり、かすんで見えたり、光がにごりで乱反射して電灯の周りに虹がかかって見えたりします。(虹視症)
【原因】アレルギーや細菌、寄生虫、ウィルス、カビなどで起こります。まれには、糖尿病があるために虹彩炎が起こることもあります。
【経過】一度治っても何度も再発を繰り返すことが多いようです。中には、一度だけで 永久に治ってしまう場合もあります。しかし、房水(眼の中に入っている液体)は、毛様体で造られていますが、何度も再発を繰り返すうちに、毛様体が障害されて房水が造られなくなって失明することもあります。
【治療】 一般的には副腎皮質ホルモンと散瞳薬とを使用します。
1 副腎皮質ホルモン(ステロイド)
これは、アレルギーによる炎症にもっともよく効く薬です。しかし、ホルモン剤で副作用がありますので、ダラダラと長期にわたって使用してはいけません。また、内服を中止するときには、徐々に量を減らさないと、身体に変調をきたしたり、再発したりすることがあります。
2 散瞳薬
瞳孔を大きくする薬ですが、これは虹彩を安静に保つためと、虹彩と水晶体とが癒着するのを防ぐ為の2つの目的で使用します。

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