2009.04.30 (Thursday)
若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(09年3-4月)
下の子(6歳)の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
09年: 1-2月
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
09年: 1-2月
▽09年3月2日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量3mg×6日)+(日量2mg×1日)だった1週間の内服量を,(日量3mg×5日)+(日量2mg×2日)に.
▽09年3月2日
Z病院で骨盤のMRI検査.09年2月16日のZ病院整形外科受診時に,脊柱側弯(そくわん)症が一時疑われた背骨のレントゲン撮影で,骨盤の部分が左右で違うように見えることが判明したため,MRI検査を受けることになっていた.
▽09年3月9日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量3mg×5日)+(日量2mg×2日)だった1週間の内服量を,(日量3mg×4日)+(日量2mg×3日)に.
▽09年3月16日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量3mg×4日)+(日量2mg×3日)だった1週間の内服量を,(日量3mg×3日)+(日量2mg×4日)に.
▽09年3月25日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・2月末に採取した血液の検査結果で,それまで2~3カ月間は15未満だったMMP-3(関節破壊マーカー)の数値が47.5に上昇.正常値の範囲内ではあるものの,比較的高い数値.また,この子のJRAについては以前から,CRP(炎症マーカー)などの数値に状態が表れにくく,MMP-3の数値が状態を見る1つの目安になるのではないかと主治医から言われている.
・この血液検査結果では,白血球やCRP,フェリチン,リウマチ因子などの数値には問題なし.
・JRA発症個所の右膝に以前のような腫れはなく,痛みや熱感もなし.主治医からは,血液検査の数値よりも実際の状態の方が大事との話あり.
・それでも一応,MMP-3の数値上昇を受け,ステロイド剤の内服量は減らさず,様子を見ることに(この日現在の内服量は週3日が日量3mg,週4日が日量2mg).
・ステロイド剤以外の薬については引き続き,▽ビスホスホネート製剤(アクトネル錠)週1回17.5mg(1錠)×0.4▽免疫抑制剤メトトレキサート(メトレート錠)週1回8mg(4錠)▽葉酸(フォリアミン錠)週1回5mg(1錠)▽生物学的製剤エンブレル(週2回自宅皮下注射用)──を処方された.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモを参照.
▽09年3月30日
Z病院整形外科を受診.3月2日に撮影したMRIの画像から,大腿骨上部への骨盤の乗り方が左右で違う(右の方が乗っている部分が狭い)ことが確認された.JRAの影響かどうかはこの時点では不明.当面は様子を見ることに.
また,レントゲン撮影された右脚と左脚の骨の写真の比較から,右脚の方が左脚より膝より上で5mm,膝より下で5mm(計1cm)長いことが判明.これもJRAとの関係は不明.靴を左右で変えるなどの対策が必要かどうかは今回は判断せず.
▽09年3月30日(上の整形外科受診と同日)
Z病院眼科で,06年末から08年にかけて再発していた虹彩炎(JRAの少関節型で併発することがある)の定期的診察((虹彩炎の説明は以前のエントリ参照).両目とも引き続き炎症なし.
両目へのステロイド系点眼薬「リンデロンA」の点眼回数は再発防止のため減らさず,1日1回に据え置き.
右目の虹彩癒着が完全には解消していないため,虹彩癒着の予防・治療用の点眼薬「ミドリンP」を引き続き右目に1日3回点眼することに.
▽09年4月14日
Z病院小児科を約10カ月ぶりに受診.08年7月から海外に一時赴任していた本来の主治医が帰国したのを受け,診察を受けたもの.
▽(この主治医から紹介された)X病院小児科で08年10月から生物学的製剤を処方してもらって使用しており,JRA発症個所である右膝の状態はすっかり良くなったこと▽ステロイド剤内服量の状況──などを主治医に報告.生物学的製剤を使用する関係などから当面,X病院小児科への通院を続けたいと伝えた.
この主治医からは理解を得られ,引き続きX病院小児科に毎月通うことに同意してもらえた.この主治医には3カ月程度に1度の割合で診察してもらう方向に.
▽09年4月22日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・3月末に採取した血液の検査結果で,MMP-3の数値が31に低下.
・2月末の血液検査でMMP-3の数値が47.5に上昇していたことも含め,MMP-3の数値変動は正常値の範囲内でのものにすぎない(特に問題ない)と考えていいとの話が主治医からあり.MMP-3の数値はぶつけたりけがしたりするだけでも上昇するとの話も.
・この血液検査結果では,白血球やCRP,フェリチン,リウマチ因子などの数値にも問題なし.
・ただ,小学校に入学して毎日の通学だけを考えても以前より運動量は増えていることもあり,ステロイド剤については今回も減量を見送ることに(この日現在の内服量は週3日が日量3mg,週4日が日量2mg).
・JRA発症個所の右膝には痛みも腫れも熱感もなし.
・朝に咳をしていることが多いので,念のため胸部をレントゲン撮影.結果に問題なし.
・骨盤のMRIの画像(3月2日撮影)について,以前に右側に炎症があったかもしれない痕跡らしきものがある(JRAとの関係があったかもしれない)と認められた.主治医から,現在使用中の生物学的製剤でこの部分にも効果があるかもしれないとの話あり(既に収まった炎症があった個所にどう効果があるのかはよく分からず).
▽09年4月24日
Z病院眼科で虹彩炎の定期的診察.両目とも引き続き炎症なし.
再発防止のため,リンデロンAの点眼回数は減らさず,引き続き両目に1日1回点眼することに.
ミドリンPも引き続き右目だけ1日3回点眼することに.
裸眼視力は右目が1.0,左目が1.2.眼圧は10と12で問題なし.
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量3mg×6日)+(日量2mg×1日)だった1週間の内服量を,(日量3mg×5日)+(日量2mg×2日)に.
▽09年3月2日
Z病院で骨盤のMRI検査.09年2月16日のZ病院整形外科受診時に,脊柱側弯(そくわん)症が一時疑われた背骨のレントゲン撮影で,骨盤の部分が左右で違うように見えることが判明したため,MRI検査を受けることになっていた.
▽09年3月9日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量3mg×5日)+(日量2mg×2日)だった1週間の内服量を,(日量3mg×4日)+(日量2mg×3日)に.
▽09年3月16日
この週,ステロイド剤の内服量を若干削減.(日量3mg×4日)+(日量2mg×3日)だった1週間の内服量を,(日量3mg×3日)+(日量2mg×4日)に.
▽09年3月25日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・2月末に採取した血液の検査結果で,それまで2~3カ月間は15未満だったMMP-3(関節破壊マーカー)の数値が47.5に上昇.正常値の範囲内ではあるものの,比較的高い数値.また,この子のJRAについては以前から,CRP(炎症マーカー)などの数値に状態が表れにくく,MMP-3の数値が状態を見る1つの目安になるのではないかと主治医から言われている.
・この血液検査結果では,白血球やCRP,フェリチン,リウマチ因子などの数値には問題なし.
・JRA発症個所の右膝に以前のような腫れはなく,痛みや熱感もなし.主治医からは,血液検査の数値よりも実際の状態の方が大事との話あり.
・それでも一応,MMP-3の数値上昇を受け,ステロイド剤の内服量は減らさず,様子を見ることに(この日現在の内服量は週3日が日量3mg,週4日が日量2mg).
・ステロイド剤以外の薬については引き続き,▽ビスホスホネート製剤(アクトネル錠)週1回17.5mg(1錠)×0.4▽免疫抑制剤メトトレキサート(メトレート錠)週1回8mg(4錠)▽葉酸(フォリアミン錠)週1回5mg(1錠)▽生物学的製剤エンブレル(週2回自宅皮下注射用)──を処方された.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモを参照.
▽09年3月30日
Z病院整形外科を受診.3月2日に撮影したMRIの画像から,大腿骨上部への骨盤の乗り方が左右で違う(右の方が乗っている部分が狭い)ことが確認された.JRAの影響かどうかはこの時点では不明.当面は様子を見ることに.
また,レントゲン撮影された右脚と左脚の骨の写真の比較から,右脚の方が左脚より膝より上で5mm,膝より下で5mm(計1cm)長いことが判明.これもJRAとの関係は不明.靴を左右で変えるなどの対策が必要かどうかは今回は判断せず.
▽09年3月30日(上の整形外科受診と同日)
Z病院眼科で,06年末から08年にかけて再発していた虹彩炎(JRAの少関節型で併発することがある)の定期的診察((虹彩炎の説明は以前のエントリ参照).両目とも引き続き炎症なし.
両目へのステロイド系点眼薬「リンデロンA」の点眼回数は再発防止のため減らさず,1日1回に据え置き.
右目の虹彩癒着が完全には解消していないため,虹彩癒着の予防・治療用の点眼薬「ミドリンP」を引き続き右目に1日3回点眼することに.
▽09年4月14日
Z病院小児科を約10カ月ぶりに受診.08年7月から海外に一時赴任していた本来の主治医が帰国したのを受け,診察を受けたもの.
▽(この主治医から紹介された)X病院小児科で08年10月から生物学的製剤を処方してもらって使用しており,JRA発症個所である右膝の状態はすっかり良くなったこと▽ステロイド剤内服量の状況──などを主治医に報告.生物学的製剤を使用する関係などから当面,X病院小児科への通院を続けたいと伝えた.
この主治医からは理解を得られ,引き続きX病院小児科に毎月通うことに同意してもらえた.この主治医には3カ月程度に1度の割合で診察してもらう方向に.
▽09年4月22日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・3月末に採取した血液の検査結果で,MMP-3の数値が31に低下.
・2月末の血液検査でMMP-3の数値が47.5に上昇していたことも含め,MMP-3の数値変動は正常値の範囲内でのものにすぎない(特に問題ない)と考えていいとの話が主治医からあり.MMP-3の数値はぶつけたりけがしたりするだけでも上昇するとの話も.
・この血液検査結果では,白血球やCRP,フェリチン,リウマチ因子などの数値にも問題なし.
・ただ,小学校に入学して毎日の通学だけを考えても以前より運動量は増えていることもあり,ステロイド剤については今回も減量を見送ることに(この日現在の内服量は週3日が日量3mg,週4日が日量2mg).
・JRA発症個所の右膝には痛みも腫れも熱感もなし.
・朝に咳をしていることが多いので,念のため胸部をレントゲン撮影.結果に問題なし.
・骨盤のMRIの画像(3月2日撮影)について,以前に右側に炎症があったかもしれない痕跡らしきものがある(JRAとの関係があったかもしれない)と認められた.主治医から,現在使用中の生物学的製剤でこの部分にも効果があるかもしれないとの話あり(既に収まった炎症があった個所にどう効果があるのかはよく分からず).
▽09年4月24日
Z病院眼科で虹彩炎の定期的診察.両目とも引き続き炎症なし.
再発防止のため,リンデロンAの点眼回数は減らさず,引き続き両目に1日1回点眼することに.
ミドリンPも引き続き右目だけ1日3回点眼することに.
裸眼視力は右目が1.0,左目が1.2.眼圧は10と12で問題なし.
| 若年性関節リウマチ(JRA)::経過メモ | 10:17 | comments (0) | trackback (0) | permalink |