2015.04.30 (Thursday)
若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(15年3-4月)
下の子(12歳)の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)少関節型と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
09年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
10年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
11年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
12年: 1-2月,3-6月,7-10月,11-12月
13年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
14年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
15年: 1-2月
15年3-4月は,若年性関節リウマチ(JRA)についても,両目の虹彩炎についても,状態は落ち着いていた.このところ何かと忙しく通院記録もきちんと取っていなかったため,4月末に行うはずだった3-4月の経過記録の掲載が5月末近くになってしまった(エントリの日付は便宜上4月末にしておく).
3-4月の時系列順の経過は次の通り:
▽15年3月2日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA発症箇所の右膝を含め,関節に痛み,腫れはなし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は20.9ng/mLで標準値の範囲内.CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値にも問題はなし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」で,2014年2~11月(5月・12月を除く)および15年1月と同じ.うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っており,40倍は標準値上限.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(19回目).
・虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)に関連し,左目の網膜中心部のむくみ(水がたまっている状態)をめぐる検査結果(1-2月の経過に関するエントリ参照)を小児科の主治医に報告.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.
▽15年3月17日
X病院眼科で検査を受け,新しい眼鏡の処方箋を書いてもらう.両目とも白内障の手術の結果、水晶体の代わりに単焦点の人工レンズが入っており,自分でピントを合わせられない状態のため,遠近両用眼鏡を作ることにした(白内障の原因については,若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で併発することがある虹彩炎の影響が疑われる).
当日中に眼鏡店でフレームだけ購入.遠近両用のレンズは注文し,後日引き取ることに.
※引き取りの結果:遠近両用眼鏡にしたおかげで,文字を読んだり書いたりする時に虫眼鏡を使う必要がなくなり,かなり楽になったとのこと.ただ,足元がよく見えないため階段の上り下りが危険になった.5月には急いで階段を移動中に転んでひどい傷を負った.
▽15年3月27日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA発症箇所の右膝を含め,関節に痛み,腫れはなし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は23.6ng/mLで標準値の範囲内.CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値にも問題はなし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「80倍」で,前回より上昇(標準値上限は40倍).うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.若干注意が必要か.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(20回目).
▽15年4月7日
右の脇の下辺りに腫れがあり,地元の皮膚科で相談.脂肪腫との診断.良性か悪性かは不明(ただ,ネットでざっと調べたところ脂肪腫は悪性であることは比較的少ない様子).
脂肪腫を取るには手術が必要とのこと.まずは詳しい検査をするため,X病院皮膚科への紹介状を頂く.
▽15年4月21日
X病院皮膚科を受診.地元の皮膚科で脂肪腫と診断された右の脇の下の腫れについて,超音波検査を受けることに.MRI 検査も予約.
▽15年4月21日(上の皮膚科受診と同日)
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA 発症箇所の右膝を含め,関節に痛み,腫れはなし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は15.9ng/mLで標準値の範囲内.CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値にも問題はなし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」で,標準値の範囲内に戻った.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(21回目).
▽15年4月21日
W眼科でぶどう膜炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.
両目に14年10月末から出ている虹彩炎について,炎症は完全になくなったわけではないが,弱いらしい.これまで1カ月に1回程度は診察を受けてきたが,当面は2カ月に1回程度でも大丈夫とのこと.小康状態か.
念のため,引き続き両目ともステロイド系点眼薬「リンデロン」を1日3-4回,虹彩癒着の予防・緩和用の点眼薬「ミドリンP」を同2回点眼することに.
※虹彩炎の説明は以前のエントリ参照.
▽15年4月27日
X病院皮膚科で,地元の皮膚科で脂肪腫と診断された右の脇の下の腫れについて超音波検査.
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
09年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
10年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
11年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
12年: 1-2月,3-6月,7-10月,11-12月
13年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
14年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
15年: 1-2月
15年3-4月は,若年性関節リウマチ(JRA)についても,両目の虹彩炎についても,状態は落ち着いていた.このところ何かと忙しく通院記録もきちんと取っていなかったため,4月末に行うはずだった3-4月の経過記録の掲載が5月末近くになってしまった(エントリの日付は便宜上4月末にしておく).
3-4月の時系列順の経過は次の通り:
▽15年3月2日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA発症箇所の右膝を含め,関節に痛み,腫れはなし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は20.9ng/mLで標準値の範囲内.CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値にも問題はなし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」で,2014年2~11月(5月・12月を除く)および15年1月と同じ.うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っており,40倍は標準値上限.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(19回目).
・虹彩炎(JRA の少関節型で併発することがあり,うちの子も発症している)に関連し,左目の網膜中心部のむくみ(水がたまっている状態)をめぐる検査結果(1-2月の経過に関するエントリ参照)を小児科の主治医に報告.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.
▽15年3月17日
X病院眼科で検査を受け,新しい眼鏡の処方箋を書いてもらう.両目とも白内障の手術の結果、水晶体の代わりに単焦点の人工レンズが入っており,自分でピントを合わせられない状態のため,遠近両用眼鏡を作ることにした(白内障の原因については,若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で併発することがある虹彩炎の影響が疑われる).
当日中に眼鏡店でフレームだけ購入.遠近両用のレンズは注文し,後日引き取ることに.
※引き取りの結果:遠近両用眼鏡にしたおかげで,文字を読んだり書いたりする時に虫眼鏡を使う必要がなくなり,かなり楽になったとのこと.ただ,足元がよく見えないため階段の上り下りが危険になった.5月には急いで階段を移動中に転んでひどい傷を負った.
▽15年3月27日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA発症箇所の右膝を含め,関節に痛み,腫れはなし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は23.6ng/mLで標準値の範囲内.CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値にも問題はなし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「80倍」で,前回より上昇(標準値上限は40倍).うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎が強く出る傾向があるように見受けられるため抗体価を測っている.若干注意が必要か.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(20回目).
▽15年4月7日
右の脇の下辺りに腫れがあり,地元の皮膚科で相談.脂肪腫との診断.良性か悪性かは不明(ただ,ネットでざっと調べたところ脂肪腫は悪性であることは比較的少ない様子).
脂肪腫を取るには手術が必要とのこと.まずは詳しい検査をするため,X病院皮膚科への紹介状を頂く.
▽15年4月21日
X病院皮膚科を受診.地元の皮膚科で脂肪腫と診断された右の脇の下の腫れについて,超音波検査を受けることに.MRI 検査も予約.
▽15年4月21日(上の皮膚科受診と同日)
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA 発症箇所の右膝を含め,関節に痛み,腫れはなし.
・血液検査の結果,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)の数値は15.9ng/mLで標準値の範囲内.CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値にも問題はなし.
・血液検査の結果,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は「40倍」で,標準値の範囲内に戻った.
・主治医により,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)シンポニー(一般名ゴリムマブ,公式ウェブサイトはここ)の皮下注射(21回目).
▽15年4月21日
W眼科でぶどう膜炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で発症することがある虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.
両目に14年10月末から出ている虹彩炎について,炎症は完全になくなったわけではないが,弱いらしい.これまで1カ月に1回程度は診察を受けてきたが,当面は2カ月に1回程度でも大丈夫とのこと.小康状態か.
念のため,引き続き両目ともステロイド系点眼薬「リンデロン」を1日3-4回,虹彩癒着の予防・緩和用の点眼薬「ミドリンP」を同2回点眼することに.
※虹彩炎の説明は以前のエントリ参照.
▽15年4月27日
X病院皮膚科で,地元の皮膚科で脂肪腫と診断された右の脇の下の腫れについて超音波検査.
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