若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(11年9-10月)

下の子(9歳)の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)少関節型と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.

※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで8-10月11-12月
07年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
08年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
09年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
10年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
11年: 1-2月3-4月5-6月7-8月

▽11年9月2日

 Z病院眼科で,虹彩炎(JRAの少関節型で併発することがある)の定期的診察(虹彩炎の説明は以前のエントリ参照).

 6月末に再発が発覚した両目の虹彩炎は左目が解消.右目の炎症も,よく見ればあるのが分かるという程度まで弱まった.

 ステロイド系点眼薬「リンデロンA」の点眼回数は,念のため右目は1日3回に据え置き.左目は同2回に減らしてもよいとのこと.

 虹彩癒着の予防・治療用の点眼薬「ミドリンP」も,左目は点眼を打ち切ってよいことに.右目は引き続き両目に1日1回点眼する.

▽11年9月4日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(30回目).

▽11年9月18日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(31回目).

▽11年9月21日

 X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:

 ・JRA発症個所の右膝をはじめ,全身の関節にいずれも痛み,腫れ,熱感はなし.

 ・血液検査では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値に問題はなし.

 ・虹彩炎が弱まったもののまだ続いていることを主治医に報告.関節の状態からすれば生物学的製剤(抗サイトカイン薬)ヒュミラの使用をやめに入ってもよいはずだが,虹彩炎の問題があるので当面ヒュミラを続ける必要があるという話になった.

 ・この日の身長・体重測定結果は身長126.2cm・体重25.3kg.

 ・薬の処方は,JRAについては生物学的製剤(抗サイトカイン薬)「ヒュミラ」(一般名アダリムマブ)皮下注射用40mgシリンジ0.8ml(2週間に1回,自宅で皮下注射)のみ.

 ※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモエタネルセプト問題報道メモ若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.

▽11年9月27日

 Z病院眼科で虹彩炎の定期的診察.両目の状態は前回診察時から変わらず,右目にだけ弱い炎症が認められた.

 リンデロンAの点眼回数は右目を1日3回,左目を同2回に据え置くよう担当医から指示された.ミドリンPも引き続き右目に1日1回点眼する.

▽11年10月2日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(32回目).

▽11年10月16日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(33回目).

▽11年10月20日

 Z病院眼科で虹彩炎の定期的診察.右目の炎症はさらに弱まっていることが分かった.左目は引き続き炎症なし.

 リンデロンAの点眼回数は右目を1日3回,左目を同2回に据え置くよう担当医から指示された.ミドリンPも引き続き右目に1日1回点眼する.

▽11年10月26日

 X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:

 ・JRA発症個所の右膝をはじめ,全身の関節にいずれも痛み,腫れ,熱感はなし.血液検査の結果でも,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)やCRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値に問題はなし.

 ・過去1週間ほど頭痛を訴えていることを主治医に相談.頭痛はひどい痛みではなく,学校へも普通に通っている.MRIで検査をするほどではないだろうということになった.ヒュミラとの関連の可能性にも言及されず.痛み止めを含め,風邪薬を処方して頂く.

 ・この日の身長・体重測定結果は身長127.2cm・体重25.6kg.

▽11年10月27~30日

 右膝に痛みを訴える.曲げ伸ばしが痛いとのこと.歩行困難になるほどではないがずっと弱い痛みがある状態.

▽11年10月30日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(34回目).

 ヒュミラ投与の数時間後に本人に訊いたところ,過去3日間あった右膝の痛みはなくなったとのこと.JRA による痛みだったのか.しかし26日の血液検査ではMMP-3をはじめ,何も問題は見当たらなかった.よく分からない.

▽11年10月30日

 頭痛がおさまる.

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