若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(10年11-12月)

下の子(8歳)の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)少関節型と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.

※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで8-10月11-12月
07年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
08年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
09年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
10年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月

▽10年11月10日

 X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:

 ・JRA発症個所の右膝をはじめ,全身の関節にいずれも痛み,腫れ,熱感はなし.

 ・血液検査では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値に問題はなし.

 ・こちらから主治医には,虹彩炎は引き続き再発していないことを報告.また,脊柱側弯(そくわん)症について,この病院でも診てもらうことは可能か相談.

 ・新型インフルエンザを含む混合型のインフルエンザ予防接種の2回目を受けた.

 ・薬の処方は次の通り:
 ▽ビスホスホネート製剤(アクトネル錠)2週に1回17.5mg(1錠)
 ▽生物学的製剤(抗サイトカイン薬)「ヒュミラ」(一般名アダリムマブ)皮下注射用40mgシリンジ0.8ml(2週間に1回,自宅で皮下注射)

 ※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモエタネルセプト問題報道メモ若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.

▽10年11月12日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(9回目).

▽10年11月25日

 Z病院眼科で,虹彩炎(JRAの少関節型で併発することがある)の定期的診察(虹彩炎の説明は以前のエントリ参照).

 両目とも引き続き炎症は見られず,虹彩炎は再発していないとのこと.

 ステロイド系点眼薬「リンデロンA」の点眼回数は両目に1日2回だったのを同1回に減らしてもいいことになった.

 虹彩癒着の予防・治療用の点眼薬「ミドリンP」は引き続き両目に1日1回点眼する.

▽10年11月27日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(10回目).

▽10年12月8日

 X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:

 ・JRA発症個所の右膝をはじめ,全身の関節にいずれも痛み,腫れ,熱感はなし.

 ・血液検査では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球などの数値に問題はなし.抗核抗体(ANA)を示す「抗体価」の数値は「80倍」だったのが「40倍」に低下.

 ・直前の学校での身体測定で3カ月間の身長の伸びが数mmにとどまったことを主治医に相談.関節や血液の状態から,JRAが再燃しているとは考えにくいとの指摘があった.

▽10年12月9日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(11回目).

▽10年12月20日

 Z病院整形外科を受診.若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)発症個所の右膝の状態は問題なし.

 右脚の方が左脚より長いのは相変わらず.長さの差は1.2cm.

 脊柱側弯(そくわん)症は悪化していないとのこと.

▽10年12月23日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(12回目).

▽10年12月24日

 Z病院眼科で虹彩炎の定期的診察.両目に虹彩炎が再発していることが判明.

 炎症は弱いものの,担当医の見立てでは一時的なものというより長引きそうな感じとのこと.

 リンデロンAの点眼回数は両目とも1日1回だったのを同2回に増やすよう担当医から指示された.ミドリンPは引き続き両目に1日1回点眼する.

▽12月28日

 Z病院小児科を臨時受診.時々弱い腹痛を訴えるので胃薬を処方してもらう.

 身長の伸びが鈍っている問題を,Z病院小児科の主治医にも相談.低身長の可能性を指摘され,まずはこれまでの身長・体重の伸びをグラフにするよう指導され,用紙を渡されて持ち帰る.

▽総括

 最後の最後に虹彩炎が再発.なかなかうまくいかない.

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