若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(13年1-2月)

下の子(10歳)の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)少関節型と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.

※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで8-10月11-12月
07年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
08年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
09年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
10年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
11年: 1-2月3-4月5-6月7-8月9-10月11-12月
12年: 1-2月3-6月7-10月11-12月

▽13年1月5日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(63回目).

▽13年1月7日

 W眼科で,虹彩炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で併発することがある)と白内障について,ぶどう膜炎(虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による定期的診察(虹彩炎の説明は以前のエントリ参照).要点は次の通り:

 ・12年9月に再燃が発覚し,12月に右目で一時悪化した虹彩炎は,引き続き炎症があるものの,右目は前回診察時より良くなった.左目の炎症は良くも悪くもならず.

 ・薬は引き続き,(1) 虹彩炎を抑える効果がある生物学的製剤ヒュミラ(JRA 治療のため小児科から処方)の投与 (2) ステロイド系の点眼薬「リンデロン」(要冷蔵のリンデロンAとは異なり常温保管可)の点眼──を行うことに.

 ・リンデロンの点眼回数は,右目については状態の改善を受け,1日3回から同2回に減らすことに.左目は1日1回に据え置き.虹彩癒着の予防・緩和のための点眼薬「ミドリンP」は引き続き両目に1日2回点眼する.

▽13年1月9日

 小学校で身体測定.身長137.7cm,体重29.7kg.

▽13年1月18日

 X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:

 ・JRA発症個所の右膝に12年末に出た痛みはおさまり,非ステロイド系抗炎症薬ブルフェンの内服は止めたことを主治医に報告.右膝も含め,関節に痛み,腫れはなし.

 ・血液検査では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値に問題はなし.ただし,MMP3はこれまで15未満のことが多かったが今回は15をやや上回った(19.9.一応基準値=17.3~59.7=の範囲内ではある).

 ・薬の処方は,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)「ヒュミラ」(一般名アダリムマブ)皮下注射用40mgシリンジ0.8ml(2週間に1回,自宅で皮下注射)のみ.

 ※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモエタネルセプト問題報道メモ若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.

▽13年1月19日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(64回目).

▽13年2月2日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(65回目).

▽13年2月7日

 Z病院眼科(虹彩炎での元々の通院先)で,虹彩炎の定期的診察.いつもの担当医が緊急の仕事のため不在で,別の医師が担当.

 右目は確かに以前より良くなっているように思われるが,左目の方が炎症が強いので,左目へのリンデロンの点眼回数を増やしてもよいのではないかと言われる.翌8日に主治医(W眼科の担当医)に相談することに.

▽13年2月8日

 W眼科で,虹彩炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で併発することがある)と白内障について,ぶどう膜炎(虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.要点は次の通り:

 ・Z病院眼科で左目の虹彩炎は炎症が強いのでステロイド系点眼薬リンデロンの点眼回数を増やしてもよいのではないかと言われたことを相談.

 ・これに対し,W眼科の主治医は,左目の炎症は以前より強くなってはいないため,リンデロンの点眼回数は1日1回に据え置きでよいとのこと.

 ・右目には引き続きリンデロンを1日2回点眼する.ミドリンPは引き続き両目に1日2回点眼する.

▽13年2月15日

 X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:

 ・JRA発症個所の右膝が押すと少し痛いと本人が当日言い始め,主治医に診てもらう.左膝に比べ,弱い熱感と少しの腫れが見られるとのこと.右膝以外の関節は問題なし.

 ・血液検査では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値に問題はなし.ただし,やはりMMP-3は15未満ではなく,19.4だった(基準値=17.3~59.7=の範囲内ではある).

 ・右膝の状態を受け,12年12月末に同様の症状だった時と同じく,非ステロイド系の抗炎症薬ブルフェンの内服(1日2回)を主治医から指示された.今回は次回診察時まで使用するようにとのこと.その上で次回診察時に状態を確認することに.

 ・生物学的製剤ヒュミラがJRAに十分に効かないようであれば,また別の生物学的製剤への切り替えも検討する必要があることに主治医が言及.ただし虹彩炎にも効果があることが望ましいと指摘.

 ・身長・体重の測定結果は身長が138.6cm,体重が31.3kg.

▽13年2月16日

 生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(66回目).

▽13年2月21日

 Z病院小児科(若年性関節リウマチ=JRA=での元々の通院先)で,元々の主治医による定期的診察.最近の経過を虹彩炎も含めて報告.

▽13年2月21日(上の小児科受診と同日)

 Z病院で,若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)発症箇所である右膝のMRIによる撮影.

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