2013.04.30 (Tuesday)
若年性関節リウマチ(JRA)経過メモ(13年3-4月)
下の子(10歳)の若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)少関節型と関連症状について,大まかな経過と投薬状況を簡単にメモ.
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
09年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
10年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
11年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
12年: 1-2月,3-6月,7-10月,11-12月
13年: 1-2月
▽13年3月2日
生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(67回目).
▽13年3月4日
Z病院整形外科を受診.2月21日に同病院で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)発症箇所である右膝(12月末と2月中旬に弱い痛みと熱感,腫れが見られた)をMRIで撮影した結果について医師の所見を聞く.
医師によれば,右膝には少し水(滑液とみられる)がたまっているが,リウマチによる炎症の兆候として問題視するほどではなく,普通ならしばらくすれば解消する程度のものとのこと.
股関節に弱い痛みを訴えることも最近よくあるので,レントゲン撮影して状態を診てもらう.こちらも特に問題はなく,痛みが続くかどうかしばらく様子を見ることに.
JRA の主治医(X病院小児科)にも見てもらうため,MRI の画像を頂く.
▽13年3月6日
W眼科で,虹彩炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で併発することがある)と白内障について,ぶどう膜炎(虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による定期的診察(虹彩炎の説明は以前のエントリ参照).要点は次の通り:
・12年9月に再燃が発覚し,12月に右目で一時悪化した虹彩炎は依然両目ともあり,左目の炎症が強くなっているとのこと.
・薬は引き続き,(1) 虹彩炎を抑える効果がある生物学的製剤ヒュミラ(JRA 治療のため小児科から処方)の投与 (2) ステロイド系の点眼薬「リンデロン」(要冷蔵のリンデロンAとは異なり常温保管可)の点眼──を行うことに.
・リンデロンの点眼回数は,右目については1日2回に据え置き,左目については炎症の強まりを受け1日1回から同2回に増やすことに.虹彩癒着の予防・緩和のための点眼薬「ミドリンP」は引き続き両目に1日2回点眼する.
▽13年3月14日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA発症個所の右膝に2月半ばに出た痛みはおさまり,2月半ばから内服していた非ステロイド系抗炎症薬ブルフェンの内服を最近風邪をひいた際に止めたことを主治医に報告.右膝も含め,関節に痛み,腫れはなくなった.
・2月21日にZ病院で撮影した右膝のMRIの画像を主治医に提出.Z病院整形外科の担当医の所見(上の3月4日の項を参照)を伝えた.
・虹彩炎の状態(上の3月6日の項を参照)も主治医に報告.
・血液検査では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値に問題はなし.ただし,12年12月までは15ng/ml未満のことが多かったMMP3は今回も15ng/mlをやや上回り,19.3ng/mlだった(基準値の範囲内ではある).また,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は12年11月から5カ月連続で160倍(基準値は40倍以下).うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRAの少関節型で発症することがある)が出るケースが多いため,まだ虹彩炎に要注意と思われる.
・病院で測ったところ身長は138.2cm,体重は31.4kg.
・薬の処方は,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)「ヒュミラ」(一般名アダリムマブ)皮下注射用40mgシリンジ0.8ml(2週間に1回,自宅で皮下注射)と,痛みが再発した場合のためにブルフェン.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.
▽13年3月16日
生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(68回目).
▽13年3月23日
W眼科で,虹彩炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で併発することがある)と白内障について,ぶどう膜炎(虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による定期的診察.
虹彩炎は依然両目ともあるとのこと.引き続き,(1) 虹彩炎を抑える効果がある生物学的製剤ヒュミラ(JRA 治療のため小児科から処方)の投与 (2) ステロイド系点眼薬リンデロンの点眼(両目とも1日2回)(3) 虹彩癒着の緩和・予防用点眼薬ミドリンPの点眼(同)──を行うことに.
▽13年3月31日
生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(69回目).
▽13年4月8日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA発症個所の右膝を含め,関節に痛み,腫れ,熱感はなし.12月と2月の右膝の状態(弱い痛みと若干の腫れ・熱感)は再発せず.
・血液検査では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値に問題はなし.ただし,MMP-3は今回も15ng/mlを上回り,20.6ng/mlだった(基準値の範囲内ではある).
・身長・体重の測定結果は身長が138.8cm,体重が32.1kg.
▽13年4月11日
Z病院眼科(虹彩炎での元々の通院先)で,虹彩炎の定期的診察.
右目は良くなっているが,左目の炎症が強いとのこと.近い時期に主治医(W眼科の担当医)のところに行くことに.
▽13年4月15日
W眼科で,虹彩炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で併発することがある)と白内障について,ぶどう膜炎(虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.
Z病院眼科では左目の炎症が強いと言われたが,W眼科の主治医によれば左目は「きれい」とのこと.ただ念のため,ステロイド系点眼薬リンデロンの点眼回数は両目とも1日2回に据え置くことに.ミドリンPも両目に1日2回点眼する.
▽13年4月15日
生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(70回目).
▽13年4月29日
生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(71回目).
※これまでの経過についてのエントリ:
06年: 7月まで,8-10月,11-12月
07年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
08年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
09年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
10年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
11年: 1-2月,3-4月,5-6月,7-8月,9-10月,11-12月
12年: 1-2月,3-6月,7-10月,11-12月
13年: 1-2月
▽13年3月2日
生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(67回目).
▽13年3月4日
Z病院整形外科を受診.2月21日に同病院で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)発症箇所である右膝(12月末と2月中旬に弱い痛みと熱感,腫れが見られた)をMRIで撮影した結果について医師の所見を聞く.
医師によれば,右膝には少し水(滑液とみられる)がたまっているが,リウマチによる炎症の兆候として問題視するほどではなく,普通ならしばらくすれば解消する程度のものとのこと.
股関節に弱い痛みを訴えることも最近よくあるので,レントゲン撮影して状態を診てもらう.こちらも特に問題はなく,痛みが続くかどうかしばらく様子を見ることに.
JRA の主治医(X病院小児科)にも見てもらうため,MRI の画像を頂く.
▽13年3月6日
W眼科で,虹彩炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で併発することがある)と白内障について,ぶどう膜炎(虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による定期的診察(虹彩炎の説明は以前のエントリ参照).要点は次の通り:
・12年9月に再燃が発覚し,12月に右目で一時悪化した虹彩炎は依然両目ともあり,左目の炎症が強くなっているとのこと.
・薬は引き続き,(1) 虹彩炎を抑える効果がある生物学的製剤ヒュミラ(JRA 治療のため小児科から処方)の投与 (2) ステロイド系の点眼薬「リンデロン」(要冷蔵のリンデロンAとは異なり常温保管可)の点眼──を行うことに.
・リンデロンの点眼回数は,右目については1日2回に据え置き,左目については炎症の強まりを受け1日1回から同2回に増やすことに.虹彩癒着の予防・緩和のための点眼薬「ミドリンP」は引き続き両目に1日2回点眼する.
▽13年3月14日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA発症個所の右膝に2月半ばに出た痛みはおさまり,2月半ばから内服していた非ステロイド系抗炎症薬ブルフェンの内服を最近風邪をひいた際に止めたことを主治医に報告.右膝も含め,関節に痛み,腫れはなくなった.
・2月21日にZ病院で撮影した右膝のMRIの画像を主治医に提出.Z病院整形外科の担当医の所見(上の3月4日の項を参照)を伝えた.
・虹彩炎の状態(上の3月6日の項を参照)も主治医に報告.
・血液検査では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値に問題はなし.ただし,12年12月までは15ng/ml未満のことが多かったMMP3は今回も15ng/mlをやや上回り,19.3ng/mlだった(基準値の範囲内ではある).また,抗核抗体(ANA)を示す抗体価は12年11月から5カ月連続で160倍(基準値は40倍以下).うちの子は抗体価が高い時に虹彩炎(JRAの少関節型で発症することがある)が出るケースが多いため,まだ虹彩炎に要注意と思われる.
・病院で測ったところ身長は138.2cm,体重は31.4kg.
・薬の処方は,生物学的製剤(抗サイトカイン薬)「ヒュミラ」(一般名アダリムマブ)皮下注射用40mgシリンジ0.8ml(2週間に1回,自宅で皮下注射)と,痛みが再発した場合のためにブルフェン.
※生物学的製剤(抗サイトカイン薬)については以前のエントリの免疫抑制剤と抗サイトカイン薬の情報メモ,エタネルセプト問題報道メモ,若年性関節リウマチ(JRA)関節型用の生物製剤メモなどを参照.
▽13年3月16日
生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(68回目).
▽13年3月23日
W眼科で,虹彩炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で併発することがある)と白内障について,ぶどう膜炎(虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による定期的診察.
虹彩炎は依然両目ともあるとのこと.引き続き,(1) 虹彩炎を抑える効果がある生物学的製剤ヒュミラ(JRA 治療のため小児科から処方)の投与 (2) ステロイド系点眼薬リンデロンの点眼(両目とも1日2回)(3) 虹彩癒着の緩和・予防用点眼薬ミドリンPの点眼(同)──を行うことに.
▽13年3月31日
生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(69回目).
▽13年4月8日
X病院小児科で若年性関節リウマチ(JRA,別名・若年性特発性関節炎=JIA)の定期的診察.要点は次の通り:
・JRA発症個所の右膝を含め,関節に痛み,腫れ,熱感はなし.12月と2月の右膝の状態(弱い痛みと若干の腫れ・熱感)は再発せず.
・血液検査では,焦点のMMP-3(関節破壊マーカー)をはじめ,CRP(炎症マーカー),白血球などの関連数値に問題はなし.ただし,MMP-3は今回も15ng/mlを上回り,20.6ng/mlだった(基準値の範囲内ではある).
・身長・体重の測定結果は身長が138.8cm,体重が32.1kg.
▽13年4月11日
Z病院眼科(虹彩炎での元々の通院先)で,虹彩炎の定期的診察.
右目は良くなっているが,左目の炎症が強いとのこと.近い時期に主治医(W眼科の担当医)のところに行くことに.
▽13年4月15日
W眼科で,虹彩炎(若年性関節リウマチ=JRA=の少関節型で併発することがある)と白内障について,ぶどう膜炎(虹彩炎はぶどう膜炎の一種)の専門医による診察.
Z病院眼科では左目の炎症が強いと言われたが,W眼科の主治医によれば左目は「きれい」とのこと.ただ念のため,ステロイド系点眼薬リンデロンの点眼回数は両目とも1日2回に据え置くことに.ミドリンPも両目に1日2回点眼する.
▽13年4月15日
生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(70回目).
▽13年4月29日
生物学的製剤ヒュミラ皮下注射(71回目).
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