2007.12.24 (Monday)
約20年前のハウス・コンピ名盤を入手
1988年に発売されたイギリスのハウス・ミュージックのコンピレーション "Rappin' Up the House"(CD2枚組)が中古CD通販店にあるのを見つけ,購入した.今となっては中古店でもほとんど見つからないであろうCDだけど,個人的には結構名盤かなと思ってる.以下,簡単に紹介:
88年当時,ハウスはちょうど台頭しつつあったところだと思う.高校生だった自分は,早稲田周辺にあった某レンタルCD店で,「ブームになりつつある新しいダンスミュージックのコンピ盤です」みたいな店の紹介文に引かれてこのCDを借り,聴いてみてすごい衝撃を受けた.
自分がメインストリームの打ち込み系ダンスミュージックとして知ってたその頃の「ユーロビート」とは完全に違う音にドキドキした.こんなに(ユーロビートとは違う意味で)チープで,ダーティーでパンクな打ち込み系ダンスミュージックがあるなんて!って感じだった.
ゲートのかかったドラムの上でキャッチーなメロディーが奏でられて予定調和的に盛り上がる豪華できらびやかな「ユーロビート」に対し,重たいビートにうにょうにょとしたシンセの音が絡まり,サンプリングによる引用が多用されながら,時にはメロディーらしいメロディーもなく進んでいくハウスは斬新で刺激的だった(ま,中にはユーロビートっぽいキャッチーな曲もあったけど).
このコンピ盤には,ハウスの古典であるFingers Incの "Can You Feel It"(アンビエント・ハウスの走りとも言えるかも),イギリスのメインストリームで成功を収めたS'Expressの "Superfly Guy" のディープなリミックス,ヒップ・ハウスの代表曲となったJungle Brothersの "I'll House You" とRob Base & DJ E-Z Rockの "It Takes Two",その後ブレイクすることになるFine Young Cannibalsのメンバー2人による曲,当時のアイドルSamantha Foxに早速ハウスの上で歌わせた曲などが収録されてる.その後のヒット曲でも引用されることになるネタもあちこちに入ってて楽しめる.
カセットテープにダビングしてかなり聴いたんだけど,数年間のうちにそのテープもなくしてしまってた.CDを入手できて良かった.
関連リンク:
購入元: 中古CD SHOP ドルフィン
参考用: ハウス (音楽)(Wikipedia),アンビエント・ハウス(Wikipedia),Hip House(Wikipedia英語版)
88年当時,ハウスはちょうど台頭しつつあったところだと思う.高校生だった自分は,早稲田周辺にあった某レンタルCD店で,「ブームになりつつある新しいダンスミュージックのコンピ盤です」みたいな店の紹介文に引かれてこのCDを借り,聴いてみてすごい衝撃を受けた.
自分がメインストリームの打ち込み系ダンスミュージックとして知ってたその頃の「ユーロビート」とは完全に違う音にドキドキした.こんなに(ユーロビートとは違う意味で)チープで,ダーティーでパンクな打ち込み系ダンスミュージックがあるなんて!って感じだった.
ゲートのかかったドラムの上でキャッチーなメロディーが奏でられて予定調和的に盛り上がる豪華できらびやかな「ユーロビート」に対し,重たいビートにうにょうにょとしたシンセの音が絡まり,サンプリングによる引用が多用されながら,時にはメロディーらしいメロディーもなく進んでいくハウスは斬新で刺激的だった(ま,中にはユーロビートっぽいキャッチーな曲もあったけど).
このコンピ盤には,ハウスの古典であるFingers Incの "Can You Feel It"(アンビエント・ハウスの走りとも言えるかも),イギリスのメインストリームで成功を収めたS'Expressの "Superfly Guy" のディープなリミックス,ヒップ・ハウスの代表曲となったJungle Brothersの "I'll House You" とRob Base & DJ E-Z Rockの "It Takes Two",その後ブレイクすることになるFine Young Cannibalsのメンバー2人による曲,当時のアイドルSamantha Foxに早速ハウスの上で歌わせた曲などが収録されてる.その後のヒット曲でも引用されることになるネタもあちこちに入ってて楽しめる.
カセットテープにダビングしてかなり聴いたんだけど,数年間のうちにそのテープもなくしてしまってた.CDを入手できて良かった.
関連リンク:
購入元: 中古CD SHOP ドルフィン
参考用: ハウス (音楽)(Wikipedia),アンビエント・ハウス(Wikipedia),Hip House(Wikipedia英語版)
| 音楽::名曲/名盤::テクノ | 21:30 | comments (0) | trackback (0) | permalink |