Xinlisupremeデビュー作はノイズ強烈

日本のロックバンド,Xinlisupreme(シンリシュープリーム)のデビューアルバム "Tomorrow Never Comes"(2002年)を購入した.

Xinlisupremeの名前は以前から知っており,少し気になってはいた.最近,NYのロックバンド,A Place to Bury Strangers(以前のエントリ参照)がMySpaceで,自分たちに影響を与えたアーティストの1つとしてXinlisupremeを挙げているのを見つけ,やはりチェックしてみようかと思い立ったもの.以下、簡単に感想をメモ.

1曲目 "Kyoro" の暴力的ノイズで一気にアルバムに引き込まれる.個人的には1曲目がアルバムのハイライトのように思った.ただ,他の曲にも強烈なノイズはある.

2曲目 "Goodbye for All" は激しくてアバンギャルドな打ち込み入りの楽曲(1990年代半ばのAphex Twinを少し思い起こした)で,途中の静の部分との対比が印象的.4曲目 "All You Need Is Love Was Not True" は8分半もあるけど,一転してキャッチーでアトモスフェリックな楽曲になってて,一息つく感じ.

アルバムを通じてボーカルらしいボーカルはない.かなり前衛的な作品だと思う.

ただ,ビートもあるし,ディープなノイズミュージックに比べたら聴きやすい部類に入るかも.一部,殺伐とした感じがする(それもまた魅力)けど,それは全体について言えるわけではないようにも思う.

とりあえず,自分は1曲目と4曲目で満足できた.

Xinlisupreme公式サイト: www.xinlisupreme.com
XinlisupremeのMySpace: www.myspace.com/xinlisupreme

| 音楽::その他ノイズポップ | 20:45 | comments (0) | trackback (0) | permalink |

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