GARIのミクスチャーロック,懐かしくも新鮮

日本の「次世代ミクスチャーロックバンド」,GARIのアルバム "Colorful Talk" (2010年1月) を最近,レンタルして聴いた.全体的にポップで楽しい印象を受けた.

ごく単純化して言うと,テクノとロックとソウルとJ-Popを融合しつつ,かなりテクノ寄りの音楽で,新鮮でありながら,Jesus JonesやPrimal Screamを思い起こさせる部分もあって懐かしさを覚える.以下,簡単に感想をメモ:

・1曲目 "OVER THE SUNRISE" は冒頭の曲らしく親しみやすいメロディーを持ったアップテンポでキャッチーなテクノポップという感じ.ギターもきれいに曲にとけ込んでいる.

・2曲目 "Nu=DANCE" は目玉曲のように思った.非常にノリがいい上,いい意味で耳障りな先鋭的部分がある.歌メロはソウルっぽいところがある.

・5曲目 "STARCADE" は打ち込み多用のポップロックという感じで,Jesus Jonesのデビュー作を強く想起させられた.

・8曲目 "Hey Now!" も打ち込み主体のロックで,こちらはPrimal Screamの "Xtrmntr" に収録されていた "Accelerator" をグイッとテクノ寄りに引っ張ったような感じ.これも目玉曲かなと思う.

・9曲目 "Battle?" ではソウルとラップが入り,アレンジも相まってBlack Grapeみたいな感じがした.

・3曲目 "DiSCO PANIC '87",7曲目 "SWEET, SWEET" では,メロディーや曲調からJ-Popの血統が感じられるように思った.

こんな感じで幾つかの要素が入り混じり,ありそうでなかった新鮮で独特な音楽になっている.Jesus JonesやPrimal Screamが好きだった人におすすめできるかなと思う.

GARIの公式サイト: www.gari.net
GARIのMySpace: www.myspace.com/garijp

| 音楽::その他/雑記 | 8:03 | comments (0) | trackback (0) | permalink |

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