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2006.03.21 (Tuesday)
"Honey's Dead" Revisited
"Honey's Dead" は1992年に発表されたジザメリの4枚目のアルバム．
以前のエントリで紹介した前作と同様，アバンギャルドとポップ，ノイズとメロディーをミックスした結果を自信たっぷりに提示してみせた作品で，前作と並んでジザメリ初心者にとって比較的入りやすいポップなアルバムだと思う．
ま，アルバムは「俺は死にたい」と連呼する "Reverence" で幕を開けるわけで，いきなり全開のジザメリ・ワールドに引いてしまう人もいるかもしれないけど．
この "Reverence" をはじめ，"Sugar Ray"，"Catchfire"，"Sundown" といった曲では，前作より攻撃的なギターを楽しめる．前作ではノイズがかなりコントロールされてたけど，"Honey's Dead" では（コントロールされながらも）もう少しラフな感じになってるのが魅力的．1枚目の "Psychocandy" や コンピレーションの "Barbed Wire Kisses" ほど荒れ狂ってはいないけど．
一方，黄金のポップメロディーも健在．特にノイズを抑えてメロディーを際立たせた曲としては，浮遊感を漂わせる "Almost Gold"，打ち込みビートが心地よい "Good for My Soul"，元気なポップロック "Far Gone and Out"，"Rollercoaster" が，いずれもいい味を出してる．
また，このアルバムではドラマーを迎えて生ドラムが復活．打ち込みも使いつつ，生ドラムが入ってバンドらしいサウンドになってるのもポイント．ビートがハネてる曲が多く，前作まではなかったグルーブ感が生まれてる．
ボーカルは前作に続いて前面に出ていて，表情豊かとまでは言えないかもしれないものの，無表情なところは払拭されてる．その点では前作と同じくポジティブな印象を受ける．
歌詞は相変わらずダークなところが結構あるけど，彼らの作品の中で一番キャッチーなアルバムとして，入門用にお勧め．
以前のエントリで紹介した前作と同様，アバンギャルドとポップ，ノイズとメロディーをミックスした結果を自信たっぷりに提示してみせた作品で，前作と並んでジザメリ初心者にとって比較的入りやすいポップなアルバムだと思う．
ま，アルバムは「俺は死にたい」と連呼する "Reverence" で幕を開けるわけで，いきなり全開のジザメリ・ワールドに引いてしまう人もいるかもしれないけど．
この "Reverence" をはじめ，"Sugar Ray"，"Catchfire"，"Sundown" といった曲では，前作より攻撃的なギターを楽しめる．前作ではノイズがかなりコントロールされてたけど，"Honey's Dead" では（コントロールされながらも）もう少しラフな感じになってるのが魅力的．1枚目の "Psychocandy" や コンピレーションの "Barbed Wire Kisses" ほど荒れ狂ってはいないけど．
一方，黄金のポップメロディーも健在．特にノイズを抑えてメロディーを際立たせた曲としては，浮遊感を漂わせる "Almost Gold"，打ち込みビートが心地よい "Good for My Soul"，元気なポップロック "Far Gone and Out"，"Rollercoaster" が，いずれもいい味を出してる．
また，このアルバムではドラマーを迎えて生ドラムが復活．打ち込みも使いつつ，生ドラムが入ってバンドらしいサウンドになってるのもポイント．ビートがハネてる曲が多く，前作まではなかったグルーブ感が生まれてる．
ボーカルは前作に続いて前面に出ていて，表情豊かとまでは言えないかもしれないものの，無表情なところは払拭されてる．その点では前作と同じくポジティブな印象を受ける．
歌詞は相変わらずダークなところが結構あるけど，彼らの作品の中で一番キャッチーなアルバムとして，入門用にお勧め．
| 音楽::ジザメリ::revisited | 11:53 | comments (0) | trackback (0) | permalink |
