2012年~13年初めに購入したアルバム

昨年から今年にかけて購入したアルバムの一部を記しておく.非常に大きな反響を呼んだ My Bloody Valentine(以下マイブラ)の新作は,私も今年2月3日のリリース後すぐに試聴・購入した.それも含め6枚のアルバムをごくごく簡単にメモ:

My Bloody Valentine, "mbv" (2013)
── Loveless 以来20年余りぶりとなるマイブラの新作.デジタル版をマイブラの公式ウェブサイト(ここ参照)から購入.甘美なドリームノイズポップは健在で,1曲目から溺れた.The Jesus and Mary Chain(以下ジザメリ)もこんな感じでサプライズっぽく新作を発表してほしい.タイトルは "JAMC" か.

Medicine, "Buried Life" (1993)
──90年代に活動していた米国のシューゲイザーバンド Medicine の2枚目のアルバム.このバンドの作品は聴いたことがなかったけど,Twitter で見知らぬ日本人の方がこのアルバムをとても良いと言っていた(確か.うろ覚え)のを見かけて,少し調べてみて購入に至った.シューゲイザーと当時らしいグランジっぽい曲,それと何だかダンサブルな打ち込みノイズロック(Nine Inch Nails みたいな感じ)の曲が混在していて楽しめる.Wikipedia には,このバンドがジザメリとツアーしたことがあったとの記述もある(ここ(英文)参照).

The Raveonettes, "Observator" (2012)
──以前は「デンマークのジザメリ」とも呼ばれたデュオの最新作(6枚目のアルバム)を購入.ここ数年はそんなにジザメリっぽくなく,独特の黄金ポップスを聴かせてくれる.コンスタントに作品を発表しているけど,今作も含め,耳に残るメロディーを持つ良い曲が入っていてどれも買って損した気がしない.安心して聴ける.
以前の関連エントリ:
ジザメリファンにレヴォネッツ!(07年7月26日)
レヴォネッツ3枚目もジザメリファンにおすすめ(09年3月20日)
レヴォネッツ4作目はノイズが抜けポップに(09年10月19日)
ダークな中に美しさが光る-レヴォネッツ5作目,ファンにおすすめ(11年4月22日)

Ringo Deathstarr, "Mauve" (2012)
──このところ再三来日している米テキサス州出身の若くてポップなシューゲイザーバンド Ringo Deathstarr の2枚目のフルアルバムを購入.個人的にはやっぱり2009年のコンピレーション "Sparkler" (以前のエントリ参照)が一番好きだった.

Procedure Club, "Doomed Forever" (2010)
──米国の2人組ユニットのデビューアルバム.リリースから2年ほど経っていたけれど,昨年になってからジザメリとの関連を指摘した文章をどこかで読んだのがきっかけでCDを購入.ローファイでちょっとノイジーなギターポップをドラムマシーンの上で展開.Dum Dum Girls の2010年のデビューアルバム(以前のエントリ参照)の打ち込みバージョンみたいな印象を受けた.

Death in Vegas, "The Contino Sessions" (1999)
──ジザメリの Jim Reid がボーカルを務めた曲 "Broken Little Sister" が目当てで購入.ゲストが豪華.

| 音楽::その他ノイズポップ | 21:10 | comments (0) | trackback (0) | permalink |

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